2015年1月21日水曜日

「ウズベキスタン日記」

先日ネイキッドロフトのイベントの際に買ってきた「ウズベキスタン日記」が
面白素敵過ぎた。
買ってきた翌日、夢中で一気に読んでしまった。

ご夫婦で「Blood Tube Inc.」というデザイン&アートディレクション会社を営んでおられる金子泰子さん・敦さんの共著。なるほど、だからまず思わず手にとりたくなるくらい装丁が素敵なのか…。表紙と帯のデザイン、色あいも何もかも好み。ページのほうにもウズベキスタンらしい模様が施されている。読んでてうっとりするし、泰子さんの文章も率直でとても気持ちがいい。ブハラからサマルカンドに向かう車中、窓から見えた美しい光景についての描写も、感傷的過ぎないがゆえに思わずほろりと涙してしまった。

こんな素敵な本が何故限定された書店でしか取り扱われてないの?と思ったけれども、どうやらお二方の考えあってのことなのかなと感じた。

イベントの帰りにふっと「のまど」さんのコーナーを覗いてこの表紙が目に飛び込んで来たのも運命かもしれません(私はけっこう運命を信じるタイプです)。やっぱり、呼ばれてる気がする、ウズベキスタン。