2015年1月31日土曜日

イスタンブール旅行記(2日目その4 カドゥキョイで夕飯)Salkim Sogut

この日は朝から冷たい雨が降っており、持参した春物のコートでは肌寒く
何枚も重ね着をして対応していたのですが、午後になると雨も上がり
午後、アヤソフィアから出た時にはまばゆいばかりの日差しが現れておりました。
(知人曰く、イスタンブールの1日の天気には四季がある、というほど天気が変わりやすいらしい。確かに…)

せっかくなので、フェリーに乗ってカドゥキョイへ行ってみることにしました!
元々イスタンブールに惹かれたのも、アジアとヨーロッパが交差しているから。ヨーロッパ風の洗練とアジアのごちゃっと感が両方ミックスされている雰囲気を味わいたいと思ったのです。


フェリーが着くと…なんとなく、ヨーロッパ側とにおいが違います(実際のにおいではなく、私が肌で感じる空気感というんでしょうかねぇ)。もっと、ひとの暮らしのにおいがする気がします。ヨーロッパ側で私がたまたまそのときそういう場所を訪れてなかっただけかもしれないですけど。





夕飯のお店に行く前に街をぶらぶら。アジア側の物価はヨーロッパ側より安いと聞いていましたが、確かに安い!石鹸も、同じものが安く売っていて思わず興奮してまとめ買い!
お店のおねえさんも観光客にあまり慣れていないのか、私がトルコ語で「ありがとう(Teşekkür ederim)」というと、奥にいたおっちゃんに「ちょっとーこの外国人トルコ語でありがとうって、ありがとうって言ったわよーーー!(妄想訳)」と、大興奮。そ、そんなに喜んでいただけるとは…。挨拶だけでも覚えていって良かった。







鮮やかな八百屋やグローサリー、オリーブの専門店(すごい種類のオリーブが売られてて、見てるだけで楽しい)自然化粧品の店などを眺めつつぶらぶら歩きしているうちに陽も落ちてきたので、トラムに乗って夕食のお店の近くまで移動です。帰りに歩いてみたら、トラムに乗るほどの距離ではなかったのだけども、トラムは風情があってとても可愛いので乗ってみて良かったです(トラムヴァイやメトロのように停留所が表示されないので注意な…)。

目指したのは「Salkim Sogut」というお店。チヤなどの有名店も候補だったけども、こちらに来てみました。こじんまりしたとても可愛らしい内装の、落ち着くお店です。



近所にこんなお店があったら通いたい!って感じ。お店のおねーさんとおにーさんも、とってもとっても笑顔が素敵でやさしい。

前菜はショーケースを見に行き、ビベルドルマを選びました。
この、パンがとっても美味しいー!


メインはキョフテ。
ここのキョフテを食べて、ああ、キョフテってこんなに美味しかったんだ!と思いました。スパイスと、中のジューシーが絶妙。ピラウも美味しいです。すごく丁寧に作られてるのがわかる。



ああ美味しかった…。チャイでもいただいて帰ろうかね、なんて思っていたら、デザートをサービスしてくれました。感激…!
もう既にお腹いっぱいだったのですけど、食べないわけにはいかーん!(しかも、とっても美味しかった)タクシムに戻ってからどこかでデザートを食べようかなぁなんて思ってましたが、この夜はここでのんびりすることに決めました(笑)


お店を出るときも、おにーさんとおねーさんの2人で見送ってくれました。素晴らしくいいお店。きっとまた来る!

フェリー乗り場まで向かう途中も、たまに足を止めて賑やかな夜のカドゥキョイの街の様子を眺めたり、猫と遊んだり、ああ、なんていい夜なんだろう…。

と思いつつフェリー乗り場についたら、ちょうどフェリーが出たところ。さぁ、次のヨーロッパ側へのフェリーは何時かねぇ?カバタシュまでのがいい時間にあるかしら?なんて思っていたら…

非情にもフェリー乗り場のシャッターが下りていくではありませんか…

え…

なんと、先ほど出発したのが最終フェリーだったようです…。ははは。
猫と遊んでる場合ではなかった…。

これはタクシーで戻るしかないか…海峡またぐから高いよなぁ、現金足りるかなと血の気がひいていくわたくし。しかしいちかばちかで調べてみたら、メトロなどを乗り継いでタクシムまで戻るルートがありました。ああ、iPad miniにSIMぶっこんでおいてよかった。インターネットすごいよ。文明ってすばらしい。

そんなわけで、遠回りしたものの無事にホテルに戻ることが出来たのでした。

Salkim Sogut
Caferaga M. Miralay Nazim S. 2, Istanbul, Tyrkia


イスタンブール旅行記(2日目その3 おやつ)Mado Cafe

知人とグランバザールからエジプシャンバザールまで(前日のコースと同じやんけ!)歩き、彼がスルタンアフメットの友達の店で買い物をしたいというので移動、さすがに疲れたのでカフェに入って休むことにしました。知人は商人のお家で育ち、彼自身も子供の頃からバザールで家業を手伝っていたこともあり、数メートルも歩かないうちに次から次に誰かに声をかけられるため、なかなか落ち着かなかったので(笑)

スルタンアフメットの駅近くにある「Mado Cafe」に入りました。他にも店舗がある、きれいなカフェです。2階、3階にも席があり、広々としてくつろげます。

大好きなキュネフェがあったけども、そこまで小腹空いてないな…と、バクラヴァを注文。写真を撮ったはずがデータを消してしまったらしい(!)のですが、2、3個で出てくるかと思いきや、6個も!!慣れないと1個で脳がしびれるほど甘いのに(恐ろしいことにそのうち慣れて幾つも食べれるようになる…)そんなに食べれません…。

「バクラヴァはちょっと重いんだよね~」という知人…カイマック(クリーム)を乗せたキュネフェを、ペロリと完食しておりました。オイ!!
私からすると揚げた生地にチーズこってりのキュネフェのほうが重いと思うのだけど、感覚の違いか?バクラヴァは甘いけど、パイ生地だし重さは感じないのだが…。

窓際の席だったので通りを眺めながら知人が「ほら、あの男が日本人の女の子に声をかけている。この辺で日本語で話しかけてくる男は絶対相手にしちゃいけない!」と、いろんなエピソードを聞かされました。確かに日本人女性は「毅然とする」ことが苦手な気はするよな…。(しかし後日、私にこんな注意をしていたこの知人本人から熱烈に求愛をされてしばらく手を焼きました…コイツ…)

トルコの男性は甘いものよく食べるねぇ。

Alemdar Mahallesi, Divanyolu Caddesi, No 24, Fatih, İstanbul

2015年1月30日金曜日

イスタンブール旅行記(2日目その2 昼ご飯)Donerci Sahin Usta

朝待ち合わせをした知人と午前中歩きまわって、お腹も空いてきました。
(歩きまわった足取りについてはまた改めて)

彼が、ケバブサンド食べた?すごくいい店あるんだぜ!と言うので、内心ゆっくりどこかで座って落ち着いて食事したいなぁとも思いつつも、地元っ子のおすすめが気になってその店に行ってみることにしました。

いやー、この店、ほんっと美味しかった!
「ふーん、ケバブサンドかー」なんて思って申し訳なかった。

連れて行ってもらったのでどう行ったのか忘れましたが、グランバザールのすぐそばということは確かです。

パンもふわっふわで、肉もめちゃめちゃジューシーで美味しい。一緒に頼んだアイランも濃厚。えーと…夢中で食べたので写真撮りそこねました(ぎゃっふん!)

余韻にひたってるとお店のおっちゃんとおにーちゃんも、自分たちの分を作って食べ始めました(笑)。そうこうしてる間にお昼のピーク時間になり、お客さんが次から次にやって来るように。後から調べたところ、行列の出来る人気店だとか。
写真

この瓶の中のはビベル(青唐辛子)のピクルス。これをつまみながら食べる。

余談ですが私トルコのコロンヤの香りが大好きで、レストランに入ると必ずコロンヤを染み込ませたウェットティッシュをもらえるのが嬉しいのです。ここでも食後にもらって、わあーいい香り~と喜んでいたら、ドサドサっとまとめてくれました(笑)。おねだりしたわけではなかったのに、スミマセン。
写真

Nuruosmaniye Kılıççılar Sokak No:7 Kapalıçarşı – İstanbul
http://www.donercisahinusta.com/



イスタンブール旅行記(2日目その1 朝ご飯) Bambi Cafe

この日は知人と待ち合わせをしていたのですが、支度をして駅に向かってみたら
待ち合わせまでに少し時間がありました。
朝食をどうするか聞いていなかったので里帰り中の知人は実家で食べてくる可能性大、いずれにせよお腹も空いていたので、タクシム駅すぐそばのこちらの「Bambi Cafe」にふらりと入ってみました。

ファミレス的というかファーストフード的というか、気軽に入りやすい店。メニューの写真があったのでこれ下さい、と朝食セットをオーダーしました。

こんな感じ。
卵焼きとパン、トマトときゅうりとオリーブ、ハムとチーズ、そしてチャイ。
ふむ。安く手軽に食べようと思ったらこんな感じでしょうな、って感じでした(笑)

Cihangir Mh., Sıraselviler Caddesi No:23, Beyoğlu


博義師燒肉飯

燒肉飯ハンターがゆく…その2は「博義師燒肉飯」へやって参りました。
店先でお肉を焼いていて、のっけから食欲をそそります。
お姉さんの手際の良さに惚れ惚れ!


店内も清潔感があって、女性ひとりでも食事がし易いです。
(ま、どこでもひとりでふらりと入りますけどな!)




注文したのはこの3点。燒肉飯と味噌汁と、滷豆腐。
漬物がお店によって変わるのが楽しい。たくあんだったり、生姜だったり。私の個人的燒肉飯トーナメントでは、1軒目の老牌周焼肉飯を押さえてこちらの勝ちです~。
炭焼きの風味はやや弱めなものの、すごくお肉がジューシーです。


ふー、大満足(。-_-。)

高雄市新興區復橫一路276號

2015年1月29日木曜日

阿貴虱目魚店

光瀬憲子さんの「台湾一周!安旨食堂の旅」で紹介されていた
虱目魚(サバヒー)のお店です。
こちらもホテルから徒歩圏内。元々別のエリアのホテルに泊まる予定がいろいろあってこのエリアになったのですが、実はラッキーだったのでは…。

本で絶賛されていた「綜合湯」にしました。
魚皮(すり身がついています)、魚肚、魚肚丸の三種のスープ。
それと、トロットロのお肉が乗った、滷肉飯!


朝からしみるわ…。滷肉飯のご飯に、蕃薯の細切りが混ぜてあるのもいい。
(蕃薯飯なんていうメニューもあるのな)
三種類の異なる風味と食感も、なんとぜいたくなのだろう。

お店のおっちゃんが知人に似てるのですが、未だに誰だか思い出せません。



高雄市鹽埕區瀨南街144之1號


2015年1月28日水曜日

忠孝夜市 老牌羊肉

羊肉が大好きな私は、忠孝夜市にある「老牌羊肉」が美味しいと聞き
中でも人気のメニュー「葱爆羊肉」を食べにやって来ました。
実はこの前に瑞豊夜市で羊肉串の食べ比べをしていたので、かなりの羊三昧…。

「葱爆羊肉」と「白飯」!チョイスに迷いなしです。ご飯が進むことこの上なし、危険な組み合わせとも言えます。とにかく、葱の量がすごい。なんてったって葱が爆ですからね。偽りなしですよ。
ただ、美味しいんですけど葱とにんにくの味が強すぎて羊肉の香りを楽しむ、という感じの料理ではないです。


こちらのお店でございます。看板が可愛い。

忠孝夜市はあまり派手な夜市ではなく、ローカルな感じでいい雰囲気です。ぶらぶら歩いていると「食べてってよ~」的な声はかかりますが、ゆる~いのです。ちかくの臭豆腐にふらふら吸い寄せられそうになりましたが、相当お腹がふくれていたのでこの夜は我慢致しました。

高雄市苓雅區忠孝二路126號

2015年1月27日火曜日

イスタンブール旅行記(1日目 覚書)

トルコ旅行のことを思い出した時に!
詳細は追々書いていくとして、せっかく記憶が蘇ってきたので今のうちに1日目の足取りをざっくり記録しておこうと思います。 

空港→知人の迎えを全力で断ってバスでタクシム広場へ→
ホテルへ到着、朝早かったので荷物だけ預かってもらって観光へ→
観るべきものは観れる時に観ておこうと思い、まずこれを観なければ始まらないブルーモスクへ→行く予定じゃなかったけどホテルのおにーちゃん達に勧められたので地下宮殿へ→休憩してたらヤサ男に声をかけられたので逃げるように徒歩でグランバザールへ。

スルタンアフメットで日本語で話しかけてくる男は絶対相手にするな!と各方面から聞いていたのですがついうっかり目を合わせてしまったが最後、しつこく日本語で声をかけて着いて来られたのでひたすら英語で「時間ない興味ない」を連呼し撒きました(たぶん、返事もしないのがベストだと思います)。

グランバザール→トラムヴァイでアクサライへ→昼ごはん→タクシーでスレイマニエ・モスクへ→徒歩でリュステム・パシャ・モスクへ→エジプシャンバザールをぶらぶら→トラムヴァイ、メトロでタクシムへ、ホテルに戻る→夕飯→スーパや薬局ぶらぶら→ホテルに戻ってシャワー、秒殺で就寝。

1日目からよく動いたなぁ。
この日のフォトジェニック。アヤソフィア近くにいた猫。絵になる。
写真


2015年1月26日月曜日

イスタンブール旅行記(1日目その4 夜ご飯)Hayri Usta

(自分が)飽きないようにたまにトルコの話も混ぜていきます。

初日の夕飯。この日は早朝にイスタンブールについてから、ホテルに荷物を置いてそのまま戻らずかなり精力的に観光をし、疲れが出たのか夕方から冷えてきたせいか喉の調子がおかしくなってきました。

一度ホテルに戻ったら、眠気と疲れでガクッときました…。知人に会う予定もあったのですが、連絡を取ると夜遅くなりそうとのこと。さすがにそれを待てそうもないので、とりあえずこの日の夕食はキャンセルをしてホテルの近場で食べることに。

サッと食事をして早く寝てしまいたかったので、調べておいた中でカジュアルな、出来るだけ近いお店に行ってみることにしました(とはいえ、ついついイスティクラル通りに出ると嬉しくてあちこちふらふら寄り道してしまったのですが)。

そして辿り着いたお店が「Hayri Usta」です。

Acili Kebapのプレートとアイランを注文。エキメッキ(パン)が少し冷めていたのが残念だったけど、美味しく頂きました。昼間食べたケバブが素晴らしく美味しすぎたのでなー。うん、まぁ、こんなもんだと思う(眠気と喉の違和感で実はそんなに味を覚えていないという…スマン…)。

帰りにスーパーに寄って、風邪に効くというお茶を買い、ホテルに戻ってシャワーを済ませてお茶と日本から持参した風邪薬を飲んで9時過ぎに寝ました。翌日にはスッキリ。身体を暖めて寝るに限りますな。体調が旅行に影響しなくて助かった。

ちなみに、スーパーで買って飲んだお茶はこちらです。
正直マズかったけど、助けられました。
写真

Katip Mustafa Çelebi Mah. Çukurlu Çeşme Sk No:3 Taksim/Istanbul


2015年1月25日日曜日

幸福原味

旅行中、ローカルなバスに乗ってぷらぷらするのが好きなのですが、
今回も高雄の中心部から1時間ほどバスを乗り継いで、大樹區というところにある
美味しいと評判のパイナップルケーキの店「幸福原味」へ行ってみました。
まず「仏陀記念館」という仏教のテーマパークみたいなところまで30〜40分かけて行き、
そこから10人乗りくらいのマイクロバスに乗り換えです。
マイクロバスの中でも、運転手さんや同乗していた学生さん達にすごく親切にしてもらいました。
座っていた男の子が席を譲ってくれたり、一生懸命英語で道順の説明をしてくれたり。

目的のバス停付近で降りるときに、帰りは国道でバスを待って手を上げたら止まってあげるからね~と言われました。そこから歩くこと5分弱。すでにお店の旗は見えてます。
(こんな感じのところです)




しかしやっと着いたと思ったら、そこはさら地…!!
お店の旗は残っているので場所を間違ってはいないはず。




隣のガソリンスタンドのおっちゃんと奥さんに尋ねてみると、なんと今度の旧正月に向けて新装オープンするのだと!!ガーン…めちゃめちゃタイミング悪い時に来ました…。
このためにバスに揺られてきた、好想哭…などと話をしていたら、
奥さんが「うちに買ってある分があるから、それあげるわよ!」と、10個近くも袋に入れて持ってきてくれたではありませんか!
「うちはまたいつでも買えるから。これで食べれるわね、よかったね」と。感謝感激、奥さんをハグしそうになりました。涙目。
また仏陀記念館までマイクロバスに乗って帰るよ〜なんて話をしていたら、なんとそこにスクーターで現れたのがパイナップルケーキ屋のおかみさん!
「わざわざ来てくれたのにごめんねーこれから息子を迎えに行くから車で仏陀記念館まで乗せてってあげるわ!」と。おかみさんと息子さんと3人で仏陀記念館まで不思議なドライブでした(笑)ありがとう、おかみさん。

せっかくなので仏陀記念館も少々見学…。黄金の仏陀がでか過ぎて…。



お店はなかったけど結局パイナップルケーキを頂くことが出来て、その上にいろんな方々の好意も受けて、とてもありがたく、自分はなんと幸運なのかしら…と胸がいっぱいに。私もこの好意をおすそ分けして生きていかなければ、と思いました。


帰りのバスの中で早速食べたパイナップルケーキがなんと美味しかったこと!(その後、爆睡)今度また高雄に来る時はお土産を持ってあのガソリンスタンドを訪れようと思います。

高雄市大樹區中正一路388號


阿成炒飯專賣店

こちらのブログ「台湾好吃放浪記」さんのエントリーを拝見して
せっかくなので 「台湾炒飯ランキング」の炒飯を食べたい!と思い
「阿成炒飯專賣店」へ来てみました~。

注文したのはこちらのブログでも取り上げられていた「櫻花蝦炒飯」。

うほー!パラッパラで塩加減も絶妙、桜えびの香ばしさがたまらないです。
変わったところで海老とパイナップルというのも気になったのですが…まずは初回ということで正統派なものを選びました。とにかく種類が多くて、選ぶのに困りました。
パウチされたメニューに赤ペンでチェックして先にお会計して番号をもらい、テーブルで待つというオーダー方式。

もうひとつ「喬品賣炒飯」も行ってみようと思っていたのだけど時間がなく今回は諦めました。次回はそちらも食べ比べしてみたい!

高雄市三民區大連街182號(總店)



2015年1月21日水曜日

「ウズベキスタン日記」

先日ネイキッドロフトのイベントの際に買ってきた「ウズベキスタン日記」が
面白素敵過ぎた。
買ってきた翌日、夢中で一気に読んでしまった。

ご夫婦で「Blood Tube Inc.」というデザイン&アートディレクション会社を営んでおられる金子泰子さん・敦さんの共著。なるほど、だからまず思わず手にとりたくなるくらい装丁が素敵なのか…。表紙と帯のデザイン、色あいも何もかも好み。ページのほうにもウズベキスタンらしい模様が施されている。読んでてうっとりするし、泰子さんの文章も率直でとても気持ちがいい。ブハラからサマルカンドに向かう車中、窓から見えた美しい光景についての描写も、感傷的過ぎないがゆえに思わずほろりと涙してしまった。

こんな素敵な本が何故限定された書店でしか取り扱われてないの?と思ったけれども、どうやらお二方の考えあってのことなのかなと感じた。

イベントの帰りにふっと「のまど」さんのコーナーを覗いてこの表紙が目に飛び込んで来たのも運命かもしれません(私はけっこう運命を信じるタイプです)。やっぱり、呼ばれてる気がする、ウズベキスタン。

2015年1月18日日曜日

興隆居

2日目の朝ごはん。 
狙っていたお店がこの日から3日間お休みとのことだったので
高雄といえばこの店な有名店にやってきました。

かなりの行列…しかし、湯包は別の列になっているので
いざ並んでみるとそれほど待たなくて進みました。
しかしそれにしても初めての店というのは作法に戸惑います。

私はネットで見て気になっていた蔬菜燒餅と豆漿を。

さっぱりして美味しい!私はいつも焼餅には玉子焼派ですが
心なしか健康的な気がします(笑)

湯包もやはり食べたくて、後日再訪しました。


ぎゃー、汁がー!汁がー!
熱々のうちに食べないと意味ないんですが、熱々だと食べるの大変です。



http://www.xinglongju.com/welcome.html
高雄市六合二路184~186號

香港の新しいクッキー屋さん「Lugard」

「アジア旅行とモバイルとネコの情報サイト」さんで紹介されてた香港のクッキー屋さん。
備忘録です! 

私が「ジェニーベーカリー」に以前行った時はまだ爆発的ブーム前だったのか、
重慶大厦そばのビルに入ってる店舗に3、4名しか待ってる人がいなくて
スーイスイと買い物できたのですが、今は恐ろしいことになっているようですね…。

他のお菓子屋も切磋琢磨して、いずれ張るぐらい美味しいところが現れるのでは?
と思っていたらこの情報。とってもありがたいです!
今度香港に行く時には(いつだろう?)是非行ってみたいと思います。

「アジア旅行とモバイルとネコの情報サイト」さんの紹介ページ。
http://asianmobile.org/lugard-hongkong/

旅人の夜「常見藤代のアラビアンナイト!第3夜」@ネイキッドロフト

ネイキッドロフトで開催された旅にまつわるトークイベント「旅人の夜」。
先日読んでとっても面白かった「女ひとり、イスラム旅」の著者の常見藤代さんがゲストだったのでぜひお話聞きたい!と思い出かけて参りました。

本では紹介できなかったこぼれ話や裏話、写真や動画も観れてとても楽しかったです。19時半に始まって途中で休憩をはさみ、終了したのが約23時!予想以上の長丁場でしたがお三方の話に魅了され疲れることもなくあっという間でした。

セクシー下着店について解説するお三方。
新婚の花嫁が常見さんを真っ赤なセクシー下着で出迎える話は本の中にも出てきたけど、直接お話を聞くとますます面白い(笑)
森さんが「アソコの毛」を連呼するのも爆笑してしまいました。


スペインや南米などの事情に詳しい片岡さんのイスラム教とカトリックの比較も興味深かったです(他社に対する施しについての感覚、など)。

西荻窪にある旅行書専門店「のまど」さんが出張販売に来てらして、普通の本屋さんでは見かけない(自費出版なのだそう)素敵なウズベキスタン旅行記を発見、即買いしてしまいました!


本に常見さんのサインもいただきました。とても穏やかな話し方をされるのですが、心の奥底に力強さを感じる、そんな素敵な方でした。

イスラーム展@東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアムの企画展「イスラーム展」を観に行ってきました。 

14世紀に書かれた秘蔵のコーラン写本や、ペルシャ語の注釈付きのコーラン(装丁が美しい!)普通のアラビア書道とは異なる手法を取り入れた中国人ムスリム書道家の作品など、展示は多くないけど何度も繰り返し見たくなるものばかりでした。 




ここのミュージアムショップがとっても素敵…ちょっとした中東雑貨のショップだとエッという値段で売ってそうなものがお手頃に!
アラビア文字のカレンダーが欲しいな~とちょうど思ってたので、鼻息荒くモロッコの日めくりカレンダーを買いました♥️めくるのもったいない!


チャイグラス&ソーサーのセットも気になるものがあったのだけど、そのあとにまだ用があったので次回買うことにしました。むふふー。

2015年1月15日木曜日

樺達奶茶

ホテルから近いところに樺達奶茶の總店があるとのことで、行ってみました~。



夜だけれども次から次にスクーターでお客さんが乗り付けます。
とりあえず「樺達奶茶」を頼んでみました。


一口飲んで…紅茶の良い香りがふわっと広がるので、驚き!
こんなに美味しいミルクティがこんなに大きなサイズで、この値段とは!

滞在中、2日に1度は通った気がします。朝食の後とか、夜とか。
地下鉄の左營の駅にもあったかな。三越にも。
(後で調べたら、台北にも分店があるようです。何故かショック)

他には、普洱茶がブレンドされた「美容奶茶」「益壽奶茶」
(種類によって普洱茶や甘さの配分が違うのです)も飲んでみました。
結局「樺達奶茶」が一番好きかしら。

ああ。東京にも分店出来ないかなーと思うけど、絶対値段がアレだろうな(笑)。

http://075512151.tranews.com/

2015年1月12日月曜日

福記臭豆腐專賣店

焼肉飯を食べ中央公園のあたりに少し買い物に出て、それから五福四路をポクポクと鹽埕埔方面へ。愛河を越えて、かなり歩いたけど夜の散歩気持ちよかったです。

その途中に、チェックをしておいた臭豆腐屋「福記臭豆腐專賣店」が!

お店の前に行ってみてびっくり、かなりきれいでモダンな店構え。サッと入って「らおぱん、臭豆腐いっちょ、揚げたのね!」なんて感じではありません。

しかしおそるおそる入ってみると、お店のおにーさん達もおねーさんもすごくフレンドリーでした。脆皮臭豆腐を無事に注文、出てきたのがこれです。



見るからに美味しそうですよー!いざ実食!

本当の「脆皮」ってこれだな、という感じ。カリッカリです。なのにジューシーさは失われていない。熱々の揚げたてを、夢中で食べました。本当に美味しい!自分の中で板橋の好味道と張るかもしれない。

いきなり初日からこんな美味しいものに当たってしまうなんて、幸先いい旅だなと思ったのでした。

高雄市苓雅區五福三路117-7號

常見藤代さん「女ひとり、イスラム旅」

常見藤代さんの「女ひとり、イスラム旅」。昨日買ってきて、面白くて深夜にかけて一気に読み終わった。いくつかのイスラム国について、いわゆるガイド本とは違って現地の人々、特に女性の暮らしや生き方について紹介されている。まさにこんな本、読みたかった!
イスラムの女性というといろいろと不自由があるイメージだけども、果たして本当にそうなのか、外野である私達が思う自由とは違う、いろんな自由や幸福のかたちがあるよなぁ、と考えた。もちろん「名誉の殺人」などはもってのほかだしこの世からなくなるべきと思うがそれはイスラムだけに限ったことではない。西洋的な「自由」という理念を押し付けようとしているだけかもしれない。私達は目先の自由に振り回されて大事なものを見失ってはいないだろうか。トルコを旅したり東京のモスクを訪れたときに、信仰とともに生きることの尊さについて考えさせられた。

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16613

イスタンブール旅行記(1日目その3 ランチ)Siirt Şeref Büryan Kebap Salonu

ここで突然思い立ってこの日のランチについて…。

絶対にこれは食べておきたいものを最初のうちに食べておこうと、アクサライから徒歩20分ほどのところにあるとあるお店に(土地勘があってそのくらい、この時は初日で迷いながらだったのでもっとかかったと思う)。
しかし…がーん、閉まってる!!
トルコ語がわからないので右往左往していると、近くにいたポリスのおっちゃんが英語で話しかけてくれました。
「このレストランに来た」というと、今日は休みだよと。お腹ペコペコだし、このあたりで何か食べたいけどこれから探すのも一苦労。かといってハズレは嫌だと思った私は、このおっちゃんに「この辺りでとっても美味しいレストランはないかしら、ケバブでもピデでもなんでも構わない!」と質問。
おっちゃんは快く「この道の突き当りを左に曲がったらシャーセレフというレストランがあるから行ってごらん」と。うわー、ありがとうー!トルコのポリスはフレンドリーで優しい。
「シャーセレフ」という名前を忘れないように呪文のように唱えながらおっちゃんに言われた通り行ってみると、おそらくそうだとおぼしきレストランを発見。しかしいかんせんトルコで初めての食事、いきなり一人で飛び込むのが心細くてしばらく店の前をウロウロ。
しかしお昼時というのもあってお客がどんどんお店に入っていく様子をみて、早く入らないと食いっぱぐれるぞと思い切って入店(笑)天気がいいので、テラスの席に座りました。
メニューの写真を見ながら…おお、食べたいと思っていた茄子のケバブがあるじゃないか!それにキュネフェも(ハァハァ)。どのくらいの量だろう、一人じゃ多すぎかな?と思いウェイターのおっちゃんに質問すると、英語があまり得意じゃなかったらしく、近くにいたお店のスタッフではない英語が出来る友達を連れてきてくれました(笑)。トルコ語が出来ない私が悪いのに、なんと親切なのだ…。
無事に上記の2点を注文。
これ絶品!いきなりこんな美味しいケバブが食べれるなんて(しかもいきあたりばったりで)自分はなんとラッキーなのだと思いました。炭焼きの茄子もトマトもお肉ととても合う。
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そしてキュネフェ。隣のカップルが1つを分けあって食べてるのですごく罪悪感ありましたが、1人で完食ですよっ(ふんがー)
外はパリパリ、中はチーズがトロ~リ。シロップは確かに激甘だけども、こんな至福のデザートがあっていいのか…。
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この後トルコでいろんなお店に行くわけですが、ここが自分の基準になってしまった。次回も絶対行く!
Siirt Şeref Büryan Kebap Salonu
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2015年1月11日日曜日

老牌周記焼肉飯

1日目は夕方近くに到着。南部といえば焼肉飯、ちょうど行こうと思っていた「老牌周記焼肉飯」が近くにあったので、さっそくこちらへ行ってみました。約1年ぶりの台湾、注文の作法も久しぶりでちょっと戸惑いました…。

注文したのは焼肉飯と蛤仔湯(ハマグリのスープ)と滷豆腐。写真を撮ったつもりがちゃんと撮れてませんでした…無念。
焼肉飯は正直「ふむ、こんなものか」という印象。美味しいけど、この後で食べに行ったお店が美味しかったのでまぁまぁ、という感じです。
が、ハマグリのスープがめちゃめちゃ美味しい!写真に残ってないのが本当に悔やまれる。大粒でふわふわして甘くて、これほんとにハマグリ?って思ったほど。大きな器で出てきたのでこれ1人の量じゃないな…と思いましたが、ハマグリだけは完食しました(´・ω・`)
高雄市鹽埕區七賢三路144號

善水堂養生會館

まずマッサージ屋から忘れないうちに。ホテルから徒歩距離というのもあって滞在中1日おきぐらいにお世話になったお店。事前に調べておいたのを忘れて通りすがりに「お、ここ良さそう」と思って入ったらビンゴだったという運命的な…(笑

私が通った鹽埕店、すごく良かったです。とにかくお店の方達の感じが良くて店内もキレイ。施術は全身は普通、足裏は最高。足裏がブースになっていて椅子も座り心地いいのがまたポイント高いです。
受付のおねえちゃんがいいキャラしていて、明日日本に帰るよ~と話したらおいおいと泣き真似してくれました(笑)。また来年、出来れば今年のうちに来るね!と約束して。

高雄市鹽埕區五福四路128號
http://www.shanshuitang.com.tw/front/bin/home.phtml