2016年7月18日月曜日

ウラジオストクで朝食をの巻(その19)

3日目の朝です。
ホテルでの朝食は前日に体験済だったので、この日は外に出てみることにしました。幾つかお店は事前に調べてあって、朝6時から朝食を食べれるというスヴェトランスカヤ通りにある「STUDIO」というカフェにやってきました(営業自体は24時間!)。前日に訪れた軍ショップのすぐ近くです。中央広場までバスで行き、歩いて行けます。アレウツカヤ通りを横断するには地下道を通るのですが、さすがに朝が早いとお店はほとんど開いていません。日中通ると不思議な洋服屋やお土産屋などがあり、面白いですよー。

でもって、「STUDIO」前に到着なのですが。
店の前でいかついにーちゃん3人ぐらいがタバコ吸ってます。果たしてここでよいのだろうか…とドギマギしていると、ドアを指差して「どーぞどーぞ」とジェスチャーを。なんだー、よかったー。いかつくて愛想ないけど優しいよねロシアじん…。

ドアを開けるとシャレオツ空間が目の前に!
アワアワしているとロシア版・長田渚左(古い…)みたいな美女が迎えてくれました。朝食食べれますかという旨をカタコトロシア語で訊ねると、ニッコリとテーブルに案内してくれました。ホッ…。

オーダーを取りに来てくれたのは小柄な男の子のウェイター。英語が少し出来るようで私のテーブルに送られてきた様子。とっても感じが良いです。アメリカ風朝食セットというのをオーダー。

店内の様子は下記のHISのページで紹介されているのをたった今見つけたのですが、この写真は昼間なのでサワヤカに映ってますけども、私が行った時は照明がムーディーでちょっと淫靡な雰囲気すらありました。early 90'sのシャレオツ感っていうんでしょうかね。
http://blog.his-j.com/moscow/2015/09/post-8c0c.html

私の写真だとムーディー感伝わりにくいと思うんですけど…。


でもって、周囲を見回すと…みんな酒飲んでる!!!朝の8時デスヨ!!!
4人組のおっさん達もビールで「ウェーイ」と乾杯してるし、女の子2人組も1人はジュースっぽいの飲んでるけど連れの子はビールなのでジュースじゃなくてカクテルな可能性大、そして今にもおっぱじめそうな勢いでイチャイチャしているカポーもイチャイチャの合間にすかさずビールを追加オーダーしています。優雅に朝食なんて食べてる人私以外…皆無。
ちなみにこのカポー、男性は「クリミナル・マインド」のモーガン似、女性はパツキンナイスバデー美女。その後2人で店を出るときに気がついたのですが美女はモーガン(仮)と並ぶ位の長身。パイオツポロリしそうな布の少ない服を妙ないやらしさがなくセクシーに着こなしています。そういう美女を臆せず連れているおにーちゃんも男っぷり5倍増しに見える!(自分が優位に立てるような女を選んでる男なんかクソや……)

私は朝の8時から、ウラジオストクまで来て何でこんな人間ウォッチングばかりしてるんでしょうかね…(でも、ローカルな店に来る大きな楽しみのひとつ)。
24時間営業のお店にはいろんな人が集いますね。ウラジオストクの朝の8時は(一部の人にとっては)夜の32時でした…。

そんなわけで朝食。飲み物がついて280ルーブルでした。500円ぐらいってとこかしら。
味は期待以上でも以下でもなくですが、アボカドのミニバーガーとベーコンエッグの組み合わせがなかなか美味しかったです。
食べ終わった頃に、先ほどのウェイターのおにーちゃんが「何か他に注文ありますか?」と英語をカンペに書いて訊きに来てくれたのがとっても可愛らしかった。


入店した時は(古めの)シャレオツ感に一瞬ひるみましたが、居心地もよいし当然Wifiもあるし、良いお店でしたよ。

STUDIO cafe and terrace
г. Владивосток, ул. Светланская, 18а
http://www.cafe-studio.ru/