2016年7月18日月曜日

ウラジオストクでグルジア料理を食べるの巻(その18)

一旦ホテルで休息を取って、夕食に向かいます。
短い滞在日程の中で最も重要なのがどこで何を食べるか…。しかもいろいろ調べていたらロシアには中央アジアやコーカサス地方の料理など、東京にもあるかもしれないけど少ない感じのお店が結構あるのです。せっかくなのでこのようなお店にも行きたい。

お昼は正統派ロシア料理を食べたので、この日の夜は食べたことのないグルジア(ジョージア)料理を食べに行くことにしました。向かった先は「Dva Gruzina」というお店。昼間に来たカフェ「Вишнёвый сад(桜の園)」のすぐ近くです。地球の迷い方にも掲載されていますので、けっこうな人気店かと思います。
入店すると満席ではありませんでしたが、次々にテーブルが埋まって客足が途絶えることはありませんでした。

夜のレストランに一人で入るのは結構勇気がいるものなのですが…言葉も出来ない場所なら尚更です。
幸いメニューは英語がありまして、そこからイメージして注文することが出来ました(しかし、英語だと表記が同じなのにロシア語では違うと、この違いは何!?と訊きたいのに訊けない…自分のせい…)

あと、グルジア料理を選択肢に入れるにあたり、こちらのページも参考にして行きました。
世界で一番日本人に合う!ジョージア(グルジア)料理11選
http://tabippo.net/georgia-gruziya-food/

で、まずはドリンクを注文。グルジアといえばグルジアワインですが、1人旅でお酒を飲むと下戸としては心配でありますしダルくなって使い物にならなくなるためワインはやめ。グルジアっぽい果実のジュースをオーダーしたのですが何をオーダーしたのかすっかり失念…。チェリーとかベリーとかそっち系。瓶で出てきましたが、薬っぽい味がしました。

そして料理…1人なので、2品頼むのが限度かなと思いました。
1品目は絶対食べるぞと決めていた、チーズのハチャプリ。チーズが濃厚で生地がもっちもちで………うなるほど美味い!しかし、重い!



例えるならチーズクルチャのチーズをもっと濃厚に、生地をもっちりとさせた感じですかね…。しかも、デカイ!これ1人で頼むものではないです…。

さて、2品目は先述のサイトで見て「絶対食べるべし…!」と思っていた、スルグニというチーズを使った料理。しかもキノコのソテーと合わせてあるなんて、キノコ好きにはたまりません。ロシアはキノコ美味しいし。
目を皿のようにしてメニューを探したら…ありました!スルグニ、そしてマッシュルームの文字が。迷わず注文、それがコチラです。

どーん!


写真だとわかりにくいですが、相当大きいです。
そして、既におわかりかと思いますが、ハチャプリととっても色が似ています。

チーズ&チーズ……。
私は何も考えずに似たような味の2品を注文してしまいました。

しっかしこのスルグニのキノコグリルも、めちゃめちゃ濃厚で美味しい!なんじゃこりゃーって感じです。美味しい!美味しい!美味しい…………けどハチャプリと交互に食べてたら、重い…重…す…ぎ………(しろめ)

スルグニのグリルとシャシリク(肉の串焼き)で迷いましたが、シャシリクにしとけばよかったかもです。そして見事なまでの野菜感のなさ!

さすがにそれぞれ半分ずつは食べなければ失礼と思いまして、苦行のように頑張って食べました。もうそれを苦行に感じているあたりが失礼な気がして、大変申し訳無い。ほんとに。たぶん無理だと思いますが、ウラジオストクに友達を作っていつかこの店を数人で訪れてジャンジャン料理を注文してこの日のお詫びをしたい。

数人で行かれるのであればとってもお勧めのお店です。料理は美味しい(おねーちゃんズはちょびっと威圧感あったけど…)。

Dva Gruzina
Pogranichnaya ul., 12, Vladivostok