2016年6月6日月曜日

ウラジオストクへ行ってきました(その1)

ウラジオストクで今年からアライバルビザ適用とのニュースを聞き、これは絶対に行かねば…!と心を躍らせていた私。昔から行ってみたい場所だったのです、浦塩(夢野久作の小説にこの地名が登場してロマンを感じていました)。
しかし結局今年1月からは始まらず、どこか旅行行きたいな…という気持ちが膨らみ、他にもいろいろなタイミングが重なってビザを取ってでもいいから行ってやる!と決行することに致しました。
まだ昨年のウズベキスタン旅行記もサマルカンドの途中で止まっているし(もう…タシケントのこと…忘れ…そう…)年末年始の高雄旅行も台東行った話とか書いてないし、どーすんだっぺって思ってますが覚えてるうちに書いておきたいなと…。

旅行の準備にあたっては、いかんせんガイドブックが「地球の迷い方」しかなく、あとは「おさんぽ、ロシア」や「カナカナのかわいいロシアに出会う旅」などの書籍や、ネットでウラジオ旅行記を漁りまくるという日々。それも「結局どれが正しいんだろう」と、行ってみるまでわからないことも多かったりして…。

とりあえず行って帰ってきて、ネットで見た情報に対する私の勝手な妄想含む回答です。

1. ロシアビザハードル高い
…全然ハードル高くなかったです。というと代行業者の人からクレーム来そうだしあくまで自己責任なんですけど…。ロシアの旅行会社が発行してくれたバウチャーと申請書、写真を持参してロシア大使館へ行くというプロセスでして、この「バウチャー」が難しそうな気がするんですけど(向こうでガイドを雇った旅のプランを組まねばならんのか?等)バウチャーだけ発行して下さるところが…ゲフンゲフン。そこは適当に検索をして頂くとして、まぁ、Paypal決済した10秒後にはPDFが届いてました。費用は10ドル前後ぐらいですかね。それと申請書と写真持って、平日の午前中しか受理&引取が出来ないのでそこも社会人には難しいところではありますが(そういう理由で代行業者に頼む方ももちろんいると思います)所要日数14日かかってOKコースだとなんと、無料!ふとっぱらロシア!
この時点から「…好き、ロシア…!!」って思ってました。

2. 人がおっかない
無駄に愛想振り向かない文化らしいのでね。そう見えるかもしれないですけど。言葉もわからないし文字も読み方覚えないとちんぷんかんぷんだし。でも日常でも愛想良く近づいてくるタイプの人が苦手な私にはそのほうがむしろ好感持てるというか。若いおねーちゃん(可愛い)に「ロシア語わかんねーのかよチッ」みたいな顔されることはもちろんありましたけど、だいたいの人は親切でした。聞いてないのにおっさんが「おまえはここに行きたいのか、だったらあっちだ」と教えてくれたり、他でも「いずびにーちぇ」とまずは馬鹿のひとつ覚えロシア語で声をかけて後は翻訳アプリにお任せ、というのでも嫌な顔する人はいませんでした。モスクワなんかの大都市だとまた違うのかもしれませんけど…。

3. ヒョウ柄が好き
これは私の勝手な思い込みだったんですけど…うん、そうね、そうね、好きかも…。破れたバスの座席をヒョウ柄の布でカバーしてある率高かったかもしれません。

4. 美女が多い
到着した空港でまず「同じ人間か…?何頭身…?」という美女に遭遇、その後も街中で思わず見とれてアホ面さらすことしばし。赤子も天使。とにかく天使。
熟女~老女も、ロシア美女のプライドがあるのか鮮やかな色のお洋服を着てキレイにメイクをして背筋を伸ばして美しく歩いたりひとりで食事してる人も多かったです。くたびれた感じがない。お手本にしたい。

5. 酒好き
私は下戸なので夜の酒場などには足を運びませんでしたが、朝食を食べに行ったカフェで朝の8時過ぎからみんなビールをガンガン飲んでたので本当なのだと思いました。

6. 日本ではルーブル両替が出来ない
って書いてあるサイトがあったんですよねー。でも成田でも(全ての両替屋じゃなかったですが)両替出来ましたし(レート悪いけど)ウラジオの街中でも両替屋に円マーク表示されていましたよ。

7. ロシアではiPhoneは貴重品なので人前でiPhoneを出すべからず
…空港のBeelineのおにーちゃんも普通にiPhone使ってましたけどねぇ。私の機種が古い(iPhone5Sだ参ったか!)ので悪党に目を付けてももらえなかったんでしょうか?待ちゆく人の携帯を片っ端からチェックしたわけではありませんが、スマホ利用率も高いように思いましたし貴重品に気をつけるのは日本でもロシアでも場所に限らずと思います!

他にもいろいろ思ったことがあった気がするのですが、とりあえず本編に入りますね。