2016年6月9日木曜日

ウラジオストク、ホテルと初日の夜ご飯(その4)

ウラジオストク空港からタクシーに乗り1時間弱ぐらいでウラジオストクから徒歩10分ほどのところにある宿泊先「Zhemchuzhina Hotel」に到着。
タクシーの運ちゃん、トランクからスーツケースを出してちゃんと段差のある入口のドアまで運んでくれました。無愛想だけどやさしい。

ホテルのチェックインも問題なし。レビューを読むと英語の出来るスタッフがいない時間帯もあるようですが、私がフロントに用がある時は大抵1人はいました。
(出来ないスタッフに声をかけてしまうと、ノー!ノーイングリッシュ!と一喝されます)
朝食の時間など説明を受け、カードキーをもらって部屋へ。ここのホテル、駅から急勾配の坂を登らねばならぬのと(これについては解決策があるので後日)エレベーター以外はほぼ快適。まぁ、エレベーターも味があるっちゃ味がある(要は古い)。そしてボタンが非常に押しづらい(笑)でも2台あるし、困るほどのことではないです。
エレベーターを降りたところにウォーターサーバーがあるのが有り難い。
部屋タイプはダブルルーム、バスタブはなしです。少し古さは感じるけどお湯の量もたっぷりあるし全く問題なし。お掃除もきちんとしてます。うっかり携帯スリッパを持参するのを忘れてしまったのが痛かったです。Wifiももちろん無料、たまに弱くなるけど概ね快適。

ひと息ついたらもう9時を回っていたので、調べておいた駅近くのお店に夕食を取りに出掛けました。思ったほど寒くなく、夜でライナー付きのトレンチコートを着てちょうどよいくらい。湿度が低いので快適です(小雨が降ってはいましたが)。

向かった先はウラジオストク鉄道駅向かいにある「Republic」。ピラミッド型の屋根の建物があるのがすぐにわかります。
おそるおそるドアを開けると、後ろから若者が2人、そしてまた2人。彼らは迷わず2階に上がっていきます。1階には2~3組のお客がいる程度。
当然「いらっしゃいませー」なんてことはないので、2階がどんなもんか彼らに付いて行ってみると、2階はバーになっていてみんな食事を済ませて酒飲むぜ!って感じになっていました。
再び1階に降りていざ、食事。ここはセルフサービス式なので最初の食事としてはハードルが低いかなと思ったのです。サラダを選び、スープはオーダーすんのかしら…と思っていたら店のおねーちゃんが2人で何か言い合っています。ひょっとして「外国人よ!どうせロシア語出来ないのよアンタ行きなさいよ!」的押し付け合いだろうか…(しょぼーん)
やっと片方のおねーちゃんが声をかけてくれましたが、思ったより愛想はいいものの当然何を言ってるかわからず(私が悪い)必死で指差しで注文。スープはなかったことにされました。

ようやくありついたロシア初の食事はこちら。


私のチョイスの拙さが光ります…☆
肉団子っぽいものと白身魚の団子っぽいやつ。日本人どんだけ団子好きなの?と思われたにちがいありません(被害妄想)
少し冷めてたけど、美味しかった。ビーツ大好きなので迷わずビーツのサラダにしましたが、これ当たり。スメタナ(クリーム)とチーズが濃厚でムシャムシャ完食。ベリーのジュースもくせになる美味しさでした。

お店の中はこんな感じです。



おなかもくちたので、外に出てウラジオストク駅を眺めます。
来たぞー、ウラジオストーク!!!港と、遠くに黄金橋が見えて美しい夜です。
平日の夜10時、人通りは少ない。


坂の途中にあるコンビニ(24という名前なのか?7-11へのオマージュ…的な…)をパトロールすると、中国人観光客らしきおっさん達がうようよしていました。そういえば食事に行く途中も団体さんとすれ違いました。
(この写真は昼間に撮ったので明るいです)



ホテルの近くにも24時間営業のスーパーがあるので、そこも当然パトロールです。なんてったって今回の旅行の目的は「スーパー巡り」ですから!!!

規模は大きくないですが、お惣菜コーナーやパンのコーナーもあって、充実の品揃えです。日本製(日本語のロゴが付いてるだけかもしれないけど)のゴム手袋や、カネヨのクレンザーなんかも売っていました。でも相対的に韓国のものが多いかな。キムチもどきも良く見かけたし。
アリョンカちゃんのシリーズも種類が豊富で狂気乱舞。でも、明日はもっと大きなスーパーに行くのでグッと我慢。とりあえず飲み物とヨーグルトなどを買ってパトロール終了としました。レジのおばちゃんも最初おっかなそうだったけど「袋に入れる?」「ダスビダーニャ」とにっこり。
いい旅になりそうだな~という予感を胸にホテルへ帰還致しました。

続きます。