2016年6月11日土曜日

ウラジオストク、ローカルバスに乗ってみよう(その5)

夜が明けていよいよ本格的な街歩きです。

とりあえずホテルの朝食も食べておこうと、2人目の朝はホテルで。1階のフロントの奥にレストランがありそこで朝食をとれます。
こちらのホテル(Zhemchuzhina Hotel)の朝食時間は平日は7時半から、週末は8時半から。8時少し前にレストランへ行くと、既にかなりの人で賑わっておりました。韓国系の団体客(おっさん)多し。先に席を確保してから食事を調達しに行くのがよいかもしれません。焼きたてスクランブルエッグなどはプラス料金で食べることが出来ます。私は無料の分のみ。パン3種ぐらいとサラダ(きゅうり、トマトなど)ヨーグルト、ブリヌイ、チーズや少しのおかずなど。飲み物はフルーツジュースとコーヒー、紅茶など、まぁオーソドックスなホテルの朝食です。

ホテルを出ると外はまばゆいばかりの快晴!ロシアというと大変申し訳ないですが鉛色のイメージがありましたが、まったくそんなことはなく。とりあえずウラジオストク駅に向かって歩いていると、歩き方のルールに気が付きました。
大きな通り(駅前など)以外には歩行者用の信号がないので、↓の写真のような歩く人マーク&黄色と白の横断歩道のところで「渡るぞ」オーラを出していると必ず車が止まってくれます。



ものっそいスピードでやってきて「本当にこの車止まるのか!?」みたいなのがちゃんと急ブレーキで止まってくれたりするので少々おっかないし信用ならないのですが、でも短い滞在の間に止まってくれなかったことはないです。この標識がないところでも、割と止まってくれる車が多かった。日本では横断歩道があっても信号がないと車が止まってくれないことも多いので、全然ウラジオのほうが良心的じゃん…ぐらいに思いました。

朝のキラキラしたウラジオストク駅。


この駅前がバスターミナルとなっており、たくさんのバスが停まっております。とりあえず朝食後にコーヒーが飲みたいなと思ったので、「パイレーツ・コーヒー」があるらしい中央広場まで行くことに。ウラジオストクにはスタバがないかわりに(?)パイレーツ・コーヒーというコーヒーショップがあるらしいと聞き。
地図で見ると中央広場までも大した距離ではないのですが、勾配が侮れないので体力温存的な意味でひとまずバスに乗ってみまーす。私はローカルバスが大っすき!!
中央広場(Центр)までは31番、49番などのバスが行きます。1区間。
※駅(вокзал)から中央広場まではひょっとしたらもっと多くのバスが行くのかもしれませんが、私が利用して確実だったのでこの番号を記録しています。



ここでウラジオストクのバスについて…。
「ウラジオストク バス 乗り方」で検索しても私が知りたい情報は事前に入手出来なかったので、自分のために記録しておきます…!

運賃は20ルーブル(2016年6月時点)。基本的に後ろのドアから乗って(たまに前から乗ってくる猛者?もいます)前のドアから降りる時に運転手に渡します。おつりもちゃんとくれるのでご心配なく。ただ、おつりに50カペークや1ルーブルを巧みに混ぜてきますので、バスでもらった少額の小銭は次にバスに乗った時にしっかりお返ししませう。
モイデルフィンカードという交通系カードも利用できるとWikiに書いてありましたが、使ってる人はほとんど見かけず、みんなバスに乗ると20ルーブル分の小銭をジャラジャラ言わせていました(参考:モイデルフィンカード http://mydolphin.ru/

ロシア語わからないしどこで降りたらいいのか不安でしたが、ウラジオストクのバスはかなり旅行者フレンドリー。ピンポンなしで全ての停留所に停まるので、降りなきゃいけなかったのにピンポン押しそびれて通過されちゃったということはないのです。「あ、ここ、ここで多分降りたほうがいい。降りまーす!」とドアにダッシュしてもなんとかなります(笑)。停留所の名前もアナウンスされますので、降りるべきバス停の名前の読み方をなんとなく頭に入れとけばなお良し、Google Mapで自分の位置を確認しながら乗ればこわいもんなし!
どの路線に乗ればいいのかという疑問については、路線マップなどが売ってれば助かるのですがそれらしきものの存在もわからなかったので、Google Mapでバス停名から停車するバスの番号をチェックして利用していました。日本のバスにも言えることですが一方通行の道などは同じ番号でも違う通りを通ったりするので、そこは注意なのですけどね。

この、ローカルバスの乗り方というのが今回私がウラジオストク旅行記で一番書きたかったことかもしれません…。
とりあえず、続きます。