2015年2月7日土曜日

イスタンブール旅行記(3日目その4)Karadeniz Pidecisi

エディルネからイスタンブールへ戻り、メトロでアクサライへ移動。
そこから15~20分ほど歩いてお目当てのピデ(トルコ風のピザ)の店に向かいます。

ここ、1日目イスタンブール到着直後の昼ご飯に来て閉まっていたお店なのです。
(その時の日記はコチラ)
絶対に食べたいので最初のうちに押さえたいと思うほどとっても楽しみにしていたお店。この時のポリスのおっちゃんとのやりとりをもう少し詳しく書くと、私が「このお店の他にどこか美味しいお店あるかな?」と訊いたところ、おっちゃんは最初斜向かいにある店をさして「ピデならあそこでも食べれるよ」と答えたのです。
でも私が「この店のピデはとっても美味しいと聞いた。あの店もこの店くらい美味しいの?」と訊ねると「いや、この店はめちゃめちゃ美味しいからあそこはそれほどでもない」と(笑)。そこで「ピデでなくてもいいから、ケバブでもなんでもとっても美味しいお店を教えてちょうだい!」とお願いし、件のケバブレストランに行くことになったのでした(あのお店も次回また絶対行くと思ってるくらい気に入ったので、このポリスのおっちゃんとの出会いと会話はありがたい「縁」だったな、と思ってます)

アクサライの付近はちょっと治安が気になるという話を見たので、早めの時間の明るいうちに向かったのですが、それほどヤバそうな空気は感じませんでした。とはいえ、外国での夕刻は最低限の緊張感はもっていなければなりませんけどね。

そしてお店にとうちゃーこ!(by 火野正平)です。今日は開いてる。わーわー!
歴史のある上品なお店のたたずまい。すでに半分以上は席が埋まっていて、お店の人も忙しそうですが接客も優しいです。ひとつだけ注意すべきことがあるとすれば…お手洗いは2階にあるのですが、その階段が「めちゃめちゃ急な螺旋階段」ということです!(ちっちぇえ!)螺旋階段が苦手な私はちょっとドキドキしました…。

注文したのは挽き肉と卵のピデ。チーズのピデもとっても気になったのですが、挽き肉のピデが一番のおすすめメニューのようだったので、こちらとアイランを注文。


ほうふ…。
絶対絶対この店のピデを食べるんだ!と思っていたので、目の前に現れただけで軽い陶酔状態です。写真で改めて見ると地味なんですけど、これが…!生地が、ありえないくらいもっちもちなんですよ。ビバ粉もん、ビバ炭水化物、なーにが糖質オフだ!って感じです。
挽き肉も素朴な味付けで生地の味を殺さない。そう、卵も挽き肉も、ピデの生地を引き立てるためにあるような気がします。もっちもちのカリカリ過ぎて、若干口の中が痛くなるのは否めませんが、その価値はあります。素晴らしすぎて書くのが惜しいほどですが書きます。

Zeyrek Mah.Büyükkaraman Cad. No:45/47 Fatih-İstanbul
http://www.fatihkaradenizpide.com/