2015年2月4日水曜日

イスタンブール旅行記(3日目その2)エディルネへ着くの巻~セリミエ・ジャーミィ

続きです。

高速バスでイスタンブールからギリシャ・ブルガリア国境の街エディルネへ。
しばらく走ると、牧歌的な光景が広がります。
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トルコの車窓から…。
(「世界の車窓から」のメロディーで)るーるるるーるるーるる、るるー、るー

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…口ずさむ間もなく爆睡しました。

気が付くと、休憩所に停車しておりました。念のため行っておきます。
休憩所の中はうらびれた雰囲気で、飲み物や土産物が少々…。
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またしばらく走って(また寝た)ようやくエディルネのオトガルに到着です。
ここまで約3時間。ここからセリミエ・ジャーミィまでは更にローカルなマイクロバスに乗って行きます。私は終点まで行けばいいのがわかっていたけど、途中だったら道を知らないと絶対に困ります。

勝手に「エディルネ市内へ行くバスはここから」みたいな表示があるかと思いきや、例によって何もないのでそのへんのおっさんに質問。おっさんは英語が得意でないらしく、英語ができるご婦人に声をかけてくれました。ご婦人にセリミエ・ジャーミィに行きたい旨を伝えると「大丈夫よ、一緒にバスに乗ってあげるから」と。優しい…(。-_-。)

そんなこんなで更に30分ほどバスに乗って、ようやく到着です!
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先ほどのご婦人が「あれがセリミエ・ジャーミィよ」と教えてくれました。
うわおー!
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アラスタ・バザールへの入り口から入って、その中からモスクへの階段を昇ります。なんだか緊張してきました…。
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これが夢にまでみたセリミエ・ジャーミィ………!!!
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ブルーモスクへ入った時のようなしびれるような感じとは少し異なり、荘厳で暖かみがあって、いつまでもここにいたいようなそんな不思議な気持ちになるモスクでした。
異教徒でも、優しく大きく包み込んでくれるような。
神様がいるとすれば、本当にここはとても近い場所なのかもしれません。

うっとりしているのもつかの間、もうすぐ礼拝が始まるとのことで追い払われました。有名な柱のチューリップには人が群がっていましたが、ちゃんと見ることが出来ましたよ。

シナン像。
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さて、一番の目的はとりあえず果たしたし、腹ごしらえをしに街の中心部へ。地図を見ながら歩いて行くと、すぐにそれらしい賑やかな通りが目に入りました。

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エディルネの食事処もチェックはしていたけど、結局これといって決めないまま来てしまったのでした。ぶらぶらしながら決めようか…しかしなんとなく、自分の腹具合とかにビッとくる感じのお店が決まりません。どんどんお腹だけは空いて、辛い感じに…。結局、通りに入ってすぐにあったロカンタに入ることにしました。お客さんも多かったし。

吉と出るか凶とでるか。

続きます。