続きです。
エディルネで特に下調べもせず、適当なロカンタに入って昼ご飯を食べることにしました。メニューはないので直接指差し確認で注文したのが、これです。
鶏肉のグリルがピラフに乗っている、という見たそのまんまのものです。
うん、普通だな!
特に満足するでも、不満足なわけでもなく、微妙な気持ちでお店を後にしました…。なので、お店の名前も全く控えてこず。エディルネでもジエルというレバーの唐揚げを食べるといいよ、とトルコ人知人に言われていたのですが、実は火の通ったレバーが得意でなく(レバ刺しはOK)どうも気乗りがしなかったのです。が、お腹が膨れただけの微妙な食事をするくらいなら、せっかくの名物を食べて見ればよかったと後悔しました。
気を取り直して、アリパシャ・バザールを通ってからモスク巡りへいきます。
楽器屋や衣装屋(?)さん。眺めているだけで楽しい。
さて、次に向かったのはユチュ・シェレフェリ・ジャーミィです。
おっさん達がわらわら集っておりました。あたたかい空気が流れるモスク。
次はアラビック・カリグラフィーが美しい、エスキ・ジャーミィ。こちらも何気に楽しみにしていました。
美しいモスク、祈る人。すごく神聖なものを見せてもらった気がしました。
離れがたくて、何度も何度もぐるぐると見て回りました。けっこう長いことここにいたかもしれない。
夕食はイスタンブールに戻ってとりたかったので、ぼちぼちオトガルに向かて市街地を離れることにしました。
語らう女性たち。その光景が平和過ぎて、美しすぎて、なぜだか涙が出ました。
ここからまたオトガル行きのバスに乗るのが一苦労…「バス乗り場」なんてわかりやすい表示もないので、この辺だろうというあたりでいろんな人に聞きまくりました。皆さんに親切にしてもらって、無事に帰れた私は今日も元気に働いております。
オトガルに着いて切符売り場に行くと、ちょうど次のイスタンブール行きのバスがあと5分で出るよ、というところ。でも「あと残り1席しかない。隣は男性だけど、いいのか!?」「OK」「いいのか!?」「OK」と問答している間にその1席が売り切れ…。
だーかーらーOKって言ったやんけーーーーーーヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
しかたないので売店で飲み物など買って、ぼんやりと次のバスを待ちました。
帰りのバスはなんと最前列。しかも運転激しいし!
…とかひるんでいたのですが、お世話係のにーちゃんがチャイを持ってきてくれる前に既に爆睡してしまいました…(。-_-。)
エディルネへの小旅行のおはなしはこれでおしまいです。