2016年8月11日木曜日

ウラジオストク、ノスタルジックなレストランで最後のディナーの巻(その28)

短いウラジオストク旅行、最後のディナーです。
ウラジオストクには前日のグルジア料理のように、東京でもあまりお目にかからない大陸ならではのレストランのバラエティに富んでいるので、ウズベキスタン料理なども候補に入れていました。

しかし、やっぱり美味しいロシア料理を食べておかなくては・・・!
と、初めてウラジオストクに関する本を読んだ時から絶対に行くと決めていたレストラン「ノスタルジア(Nostalgia)」へ。ウラジオストク駅から、私が宿泊するホテルZemchuzhinaへ向かう途中の、勾配のキツイ「1モルスカヤ通り」の途中にあります!

中へ入ると右手にはアンティークなどの土産物コーナーが。私はチラ見しかしなかったのですが(見ると欲しくなると思ったので)展望台の土産物屋などに比べるとお高めらしい。

そして左側に入ると、カジュアルなカフェコーナーが。ケーキやパンなどが売っていて、地元の家族が買い物していました。
カフェコーナーから更に右手に入ると、夢に描いたレストランのエリアになっております。

ばーん!
・・・写真があまり良くなくすみませんね。静かなレストラン(とはいえ中国人の学生とおぼしきグループがワイワイやってましたけども)なのでシャッター音を響かせるのがどうしてもはばかられて、微音カメラでささっと撮ってしまったもので。


接客をしてくれたのはちょっとクールな印象のおねえさん。クールなんだけど、私がロシア語が出来ないとわかると一生懸命英語を駆使してくれました。本当に本当にありがたい。

食べたものはこんな感じ…。
私は気に入るとしつこく何度でも同じものを食べてしまうたちなので、ここでもまたしつこくビーツのサラダ!帰国して自分でも作って食べましたよ。
蜂蜜付き紅茶は食事の最初に出てきてしまいました(笑)。ここもまた、蜂蜜が美味しい…。蜂蜜を口に含んでから紅茶を飲むのがロシア式ね(どこかで読んだ)。


そしてまた…定番のビーフストロガノフ。ここのお店はビーフストロガノフが美味しいと聞いていたので、食べなくてはなるまい。付け合わせはライスと、もう1種類選べた気がします。イモだったかな…(もう既にうろ覚え)


トータルで400ルーブルくらいだったかな。おねえさんのサービスがてきぱきしていて、さっぱりしてるけど決して愛想がないわけでなく、すごく気持ちがよかったのでお会計をした後にチップを挟みました。
私が席を立ってから気づいてくれればいいなと思ってたのですが、私が席を立つ前に気づいてしまい、するとおねえさん、それまでのクールビューティーが一変「えっえっえっ、これ、アタシに!?いやっもうマジー!?」みたいなことを支離滅裂に口走りながらクシャクシャ笑顔に。こっちまでクシャクシャ笑顔になってしまうほどでした。英語で「サービスも良いし美味しかったので」ということを伝え、スパシーバ、だけはロシア語で。それしか言えねえ。
やはりウラジオはチップの習慣ないんでしょうかね?こちらが感激するほど喜んでもらえました。また行こう。

そんなわけで、たいそう気分の良いウラジオストク最後のディナーなのでした。

Nostalgia
6/25 Pervaya Morskaya Ulitsa, Vladivostok