2015年6月14日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その3)はじめてのタシケント地下鉄

一息ついて、いざ街に出ます。さすがにちょっと緊張。

ホテルから最寄りの駅まで、最初は「地球の歩き方」の地図を参考にしてしまいかなり遠回りで20分ぐらいかかってしまいましたが、後半サマルカンドから戻ってきた際に近道を発見したら、一番近い入口まで10分もかからなかった!ぎゃふん!
到着した日は小雨が降ったりいまひとつ天気が良くなかったのもあり、街並みが殺風景に見えてものすごく心細かったです。



そして初めてのタシケント地下鉄。
事前に調べてはいましたが、地下へ降りる階段のところに警察官が立っています。大きなメッセンジャーバッグを抱えた外国人の私、見るからに怪しく呼び止められました。
カバンを見せるように言われていますがよくわからず「???」となっていると、通りすがりの美人のお姉さんが「こうするのよ」という感じに自分のバッグを開けてその警察官に見せて教えてくれました。美人な上に優しいとか、最高!

1000スムでジェトンというトークンを買って、改札に向かうとそこにも警察官が立っています。全員ではないですがそこでもカバンを見せるように求められ、パスポートのチェックもあります。ウズベキスタンではいつ警官に提示を求められても良いように、常に携帯しておかなくてはならないのです。
「Tourist?」「Yapon?」などの簡単な質問をされるだけで心配無用、難癖つけて賄賂を要求されたりはしませんのでご心配なく。ホテル最寄りの駅では一度見せたら顔を覚えられたのか、2回めからは「サローム」と挨拶するだけでチェックはされませんでした。

タシケントの地下鉄駅のホームや構内は、駅によって差はあれどうっとりするほど美しいのです。その美しさをお伝えしたいのですがタシケントの地下鉄は撮影厳禁…。ホームにもパトロールの人がいるのでこっそり撮ろうかとも何度も思ったのですが、iPhoneごと没収されてもとっても困るので我慢しました。代わりにこちらのページをご紹介しておきます。

おそロシ庵「ウズベキスタン、タシケントの地下鉄駅が豪華ですごい」
http://osoroshian.com/archives/43096516.html
私のホテルの最寄駅であるパフタコールとアリシェール・ナヴォイの乗り継ぎのエスカレーターの壁や天井もうっとりして口を開けてしまうほど美しかったです。これだけでもウズベキスタンに来てよかった、とちょっぴり思いました。

地下鉄の駅もホームも車内もなんとなく薄暗いけど、何度も乗っているうちにその薄暗さが心地よくなってきます。構内の案内板などは基本的にキリル文字。ホームの壁に書かれている駅名もキリル文字なので、やっぱり読み方だけでも覚えておいてよかったです。うっかり降り損なう可能性ありますからね、読めないと。駅を発車する時のアナウンスをよく聞いていると、最後に次の駅名を言うのでそこに気をつけておくのもひとつの方法です。

そして初めてのタシケント地下鉄体験…。
チランザル線でムスタキリク・マイダニ駅へ行き、ぶらぶらした後アミール・ティムール・ヒヨボニ駅へ行って夕食を取るつもりだったのですが、私が乗ったのはウズベキスタン線…。本当はチランザル線のパフタコール駅で乗車しなければならなかったのに、何も気にせずアリシェール・ナヴォイ駅からウズベキスタン線に乗ってしまったのです。連結してる駅でも駅名が違うので、そこもちゃんと確認しなければなりません。しょっぱなからやっちまったーーーー!!!

仕方なくムスタキリク(略)駅へ行くのはやめて予定変更、アイベック駅に向かうことにしました。続きます。

参考:タシケント地下鉄Wiki