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2015年12月19日土曜日

ウズベキスタン旅行記(その11)サマルカンド最大のバザール、シヨブバザール

ウルグットから無事に戻って、ホテルに荷物を置いてひと休み。
お昼前にウルグットのバザールでピロシキ1個食べただけだったことを思い出し、小腹を満たすものも求めてとりあえずシヨブバザールへ出かけることにしました。ホテルからタクシーに乗って3000スムだったかな。



入り口からいきなりローカル感漂っていて素晴らしく良い感じです。入り口付近でおばーちゃんの売ってるサモサを買って食べました。

中に入ると、こんな感じで野菜売ってたり。




奥へ入ると、目に飛び込んで来たのがノン売り場!場外にもノンを売ってる小さな屋台がたくさんありますが、中には「Non-Bread」の一角があり圧観。さすがサマルカンド。
























他にも、お惣菜を売ってたりとか(写真撮っていい?とお願いして撮らせてもらった。怒っているわけではなく、照れているのだと思われ・笑)


スパイスもズラリ。バケツで売ってるのはヨーグルトかチーズかな。買ってみればよかった。

















上のほうへ行くとお菓子や蜂蜜を売っているコーナーがあったり、ビビハニム・モスク側には日用品を売っている棟がずらっと並んでいるエリアも。

思ったよりも観光地化されていない、地元の人で活気のあるバザールでした。

続きます。

2015年9月13日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その10)ウルグットバザールからサマルカンドへ

ウルグットバザールで念願のスザニ刺繍や、アトラス生地など買い物をして落ち着いたらもうお昼近くなっており、何か軽く食べることにしました。

食堂エリアでシャシリクやピロシキを売っていたので偵察。シャシリク美味しそうだな…なんて思っていたら!ピロシキを売っているブース(屋台?)に、私好みの美少女が!!
あーかわいい。いつまでも見ていたいどストライクに好みな顔。
ピロシキを食べるつもりはありませんでしたが、まんまとそこに座ってピロシキを出してもらいました。具なしで、赤いソースにつけて食べます。揚げパンって感じですね。
チャイをお願いすると、さっきまでそこにいたおばちゃんが使ってた湯のみを「ホイッ」と渡されました(笑)。チャイのポットも共有で、ちょっとした茶の間フィーリングです。この大雑把な感じ、不思議と心地よいです。
ピロシキをもぐもぐといただきながらも、友達と談笑している美少女に釘付けだった私でした。

お手洗いに行きたくなったので、美少女に場所を教えてもらってさようなら。どうか、このまま美しく成長してくださいね。また来たいけどその時もここでピロシキ売りを手伝っいるだろうか。

一番左の子が私のどストライク。お茶が足りてるか心配してくれたり、3人ともとってもいい子たちでした。





そして…教えてもらった通りに進んでお手洗いへ。プレハブ小屋みたいな感じに独立した建物になっています。お約束通り、入り口にいるおばちゃんにお金を払って中に入ると……筆舌に尽くし難いほど壮絶でした……☆
この旅でその後も激しいトイレには遭遇しますし、きっといろんな国を旅されてる方には鼻先で笑われてしまうレベルかもしれない。しかしながら少なくともこの旅においてはここがNo.1壮絶トイレでした。(ベトナムとか、もっとすごいところもあった気はするのだけど)
既に書いたかもしれませんが、鞄を床に置くことは絶対にしたくないので、S字フックをカバンに入れておいて大正解でした。唯一良かった点を挙げるとしたら、ボットン式なので便座に座らなくて済んだところ(笑)
しかも、用を済ませて個室から出ようとしたら、ドアが開かない!!この小バエが飛びまくる壮絶な個室から一刻も早く出たいのに…。渾身の力でドアを押し破り、なんとか脱出しました。ほんとに焦った。

帰路はまた車を探さねばなりません。バザールの入り口あたりをふらふらしていたら「レギスタン?」とおにーちゃんに声をかけられたので、トイレで疲弊していた私はとりあえず値段だけ訊き、5000スムという行きより安い値段だったのでもういいや、とそのおにーちゃんに付いて行く事にしました。案内されたのは行きの車よりもかなりオンボロのバン。先客がいて、助手席におばちゃん1人と、その後ろに母娘、さらに後ろにおねえさんが1人。私は後部座席のおねえさんの隣に座りました。
こんなどローカルなところにいる外国人にみんな興味津々だったようで、ものすごい勢いで質問を浴びせられましたが当然言葉がわからず、でも、彼女らの期待に満ちたキラキラした瞳を見ていたら何か答えなければと思い、数少ないサバイバルウズベク語を駆使して「私は日本から来ました」と答えると、みんな大喜び。ああ、なんかわからないけど、期待には応えられて良かった!!

のどかな車中の雰囲気に安心したものの、ドライバーのおっちゃんは再び客引きに行ってしまいなかなか発車しません。30分ぐらいは待たされたかな。時折アイス売りが声をかけに来ます。
さすがにみんな待ち疲れて若干イライラし始めたくらいに、1人、また1人と追加の乗客が。私の横には太っちょにーちゃんが詰め込まれました。後部座席は3人できゅうきゅう、隙間のない状態。しかもおにーちゃんの汗まみれの太ももや腕と密着せざるを得ず、不快指数がものっすごいことに。
やっと発車しましたが行きの車のように冷房も効いておらず、全開の窓から入ってくる風だけが頼り。ああ、私はウズベキスタンまで来て、タシケントからサマルカンドへ移動し、さらにそのサマルカンドからウルグットまでやってきて、何故このような苦行を…。心頭滅却するしかありません。そんな私の心を逆なでするように大音量で車中に流れるベッタベタのウズベクポップ。「♪ウズベキスタ~ァァァ~~~ン~~~ハァァァ~~~」と、哀愁のこもった、ねっとりした男性歌手の声に殴られているような気分に。歌詞はわかりませんが母国ウズベキスタンへの愛を捧げる歌なのはなんとなくわかります。
しかも、このおにーちゃんのドライビング・テクニックは行きのおっちゃんよりもよろしくなく、かなり頻繁にガツンガツンと車体に衝撃が走ります。車体が浮き上がったなと感じたことも。

しかし、人間の慣れというのは恐ろしい。行きはおっちゃんがかなり気をつけて運転してくれていたにも関わらず(それは帰りのおにーちゃんの運転と比べてしみじみと感じたことであるのだけど)恐ろしさでまんじりとも出来なかったのに、
帰りは私……この状況で、爆睡しました。

車内のようす。




サマルカンドの市内に入ってすぐ、最初に隣の太っちょにーちゃんが降りて行くので手元を見ていたら3000スム。その後前の親子が降りて行き、4000スム。なのでレギスタンまで行く私の5000スムは適正価格だったかと思います。少人数の乗客と車の快適さで考えると、行きの8000スムも妥当でした。
前の親子が降りるとき、女の子が笑顔で手を振ってくれて嬉しかったなぁ。少年時代の黒田勇樹に似た、睫毛の長い美少女でしたよ。

そんなこんなで、今回の旅の一番の目的であったウルグットバザールへの小旅行は無事に終わりました。

旅の記憶がどんどん薄れているので、早いとこ続きを書かなくては…。

2015年9月6日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その9)念願のウルグットバザールでお買い物!

(前回のあらすじ)
サマルカンドより、決死の1時間強のドライブで目指すウルグットのバザールに無事たどり着いた私。いざ、スザニ刺繍のエリアを目指します。

ネットで調べてきた記事には「奥のほう」にその一角があると書いてあります。ざっくりですね。
もちろん構内にエリア案内図などあるわけがないので、とにかくひたすらずんずん奥のほうへ進みます。すると、ちらほらとスザニ刺繍を飾っているところが出てきたので、足を止めて見ていると一人のおっさんに声をかけられました。
少し英語が出来るおっさんだったので、とりあえず「スザニが見たい」というと、スザニ刺繍の一角に案内してくれました。

写真を撮りそこねたのですが、バザールの他のブースとはちょっと離れた一角に、スザニ刺繍を置いているテントが幾つか並んでいました。
ネットでは「おばちゃん達がハイエナのように群がってくる」と書いてありましたが、全くそんな様子はありません。
おばちゃん達、いるにはいますがこちらをちらっと一瞥しただけで、ダラダラと座って談笑しています。商売っ気まるでなしです。

案内してくれたおっさんがテントにいたおっさんに声をかけ、幾つかスザニを見せてくれました。もっと大きいのがいい、そっちの見せて、などやりとりをし、刺繍がしっかりしてて気に入ったものがあったのでそこから値段の交渉。
結果的に最初の言い値の半額になって、昨年トルコで買ったその半分の大きさのものの半額以下であったので、やはりウズベキスタン恐るべし!と思いました。ウズベキスタンでも街の土産物屋ではきっともっと高く売っていると思うので、ウルグットまで来てよかったなぁ~とホクホクしていたら…。

気がついたら、さっきまでお喋りに花を咲かせて私のことなどガン無視していたおばちゃん軍団に、360度包囲されていました。

「マダーム!ドゥーユーライクディス!?」
「マダーム!ルックアットディス!グッドプライス!」
「マダーム!サマルカンド200ダラー、ウルグット100ドル!」
などとあらゆる方面から声が飛んできます。
1枚買ったことによって「こいつはひやかし客じゃなく、買う!」とロックオンされてしまったようです。


とりあえず気に入らないものには「ノー」でどんどんさばいていきますが、1人に返事をしていると後ろから背中をツンツンされ「ルックアットディス!」とやられるので、クルクル回りすぎて段々気持ちが悪くなってきました。
ちょっと気になるものは「ハウマッチ」から値段の交渉です。安すぎかな…ぐらいの値段をこちらが提示すると「マダーム!ノー、イッツビジネス!」と怒られます(笑)
それでこちらが「じゃあいいや」と他のスザニを見ていると「マダーム!70ダラー」と値段を下げてきます。「高い」というと「ノーエクスペンシブ!タシケント200ダラー」というような感じです。もう1枚、ちょっと生地の周囲の縫製が雑だけどもそこは自分で直せるしこの安さならいいな、というものを買いました。
もう1枚ぐらい買ってもいいかなと思いつつ、アトラス柄の生地も欲しいし、スザニはこんなもんでいいかな~と撤収することにしました。最初に案内してくれたおっさんが「アンティークのスザニに興味ないか」と言ってきましたが「ノー」とばっさりご辞退申し上げました。

しかし…1人だけとってもしつこいおばちゃんがおりまして、私が「これでフィニッシュだからじゃーねー」というとおっさんも他のおばちゃんも素直に引き上げたのに、このおばちゃんだけしつこく「マダーム!」とついてきます。
もう、鬱陶しいし他の買い物出来ないし、小さめのものを1枚買ってもいいかなと思ったのですが、どうしても悔しくて買いませんでした。キレ気味に「買わない」って言ってもずっとついてくるし。これは相手にしないのが一番いいと、何度呼ばれても無視して他の店で生地を見たりしていたら、そのうち諦めていなくなりました。引き際が肝心ばい…。

おばちゃんから解放され、最初に目をつけていたアトラスのお店で買い物したり、女性たちの群がる人気の生地屋さんでお買い物などしました。どちらも押しが強い感じは全くなく、とても気持ちよく買い物出来ましたよ。スザニ刺繍は観光客を相手にする機会が多いから、あんなにスレた感じになっちゃうのでしょうかね…。でも買い物自体はとっても満足しました。

アトラス生地屋のおばちゃん。とっても優しかった。ここでもっとたくさん買い物すればよかったな。タシケントでも買うから…と控えめに買ったけど、種類も値段もここのほうが良かった。また買い出しに行きたい。



ぶらぶら歩いていたら「写真撮って!」と熱烈アピールしてきたおにーちゃん。その後、生地屋さんで買い物しているときも後ろから肩組んできて無理矢理ツーショット撮らされました(笑)


生地屋のおにーちゃん達。右のおにーちゃんは照れて顔を向けてくれませんでした。



ああ、買い物楽しかった。
ウルグットバザールの巻、続きます。

2015年8月17日月曜日

ウズベキスタン旅行記(その8)サマルカンドからウルグットのバザールへ決死のドライブ

ウズベキスタンで3日目、サマルカンドで2日目の朝です。
台湾などに行ったときは基本的に朝食は外と決めていますが、ウズベキスタンではホテルで朝食をとりました。サマルカンドのホテルの朝食が、素晴らしくよかった。
バッフェなのですが、欧米風の定番メニューに加えて、毎朝おねえさん方が準備してくれるウズベキスタン風の粉もん系(薄い、クレープのようなもの)も、白チーズもとっても美味しい。特に、あんずのジャムが最高に美味しかった。タシケントに戻ってからもあんずのジャムは食べたけど、サマルカンドのホテルのものには及ばなかったです。

 そしてこの日はわたくしにとっての大きなイベントが・・・・・・。
サマルカンドから車で1時間ほどの山間にある町「ウルグット」にのバザールに行くこと。ここではスザニ刺繍のバザールもあり、ウズベキスタンの他で買うよりもたくさんのスザニが集まり、かつ安く手に入るというではありませんか。
スザニ刺繍、昨年のトルコ旅行で偶然購入したのですが、その時はスザニがウズベキスタンのものだとは知らず。知人のお兄さんが営む土産物・雑貨屋が中央アジアのアンティークなどを扱っており、そこで購入したのがスザニ刺繍とウズベキスタンのお茶碗。これはもう、ウズベキスタンに行ったほうがいいんじゃないか・・・とその時から考えていました(笑)。ウズベキスタンに呼ばれているとしか思えない!
さらにスザニ刺繍について調べていると、このウルグットバザールの情報が出てきて、これは行くしかないと決断しました。平日にもやっている日があるようですが、一番盛り上がるのが日曜日らしい。旅程も日曜日にウルグットに行けるように組みました。

 ネットや地球の歩き方で下調べをし、だいたいこのあたりからウルグット行きの乗り合いタクシーに乗れそうだな・・・とめぼしをつけていました。当然「ここウルグット行きマルシュルートカ乗り場」なんて看板が出てたりはしません。念のためにホテルのおにーさんにも前日のうちに「明日ウルグットに行きたいのだが」と質問をしておきました。「あの噴水のところに茶色い壁画があるだろう、そのあたりから行けるよ~」「いくらぐらいかかるの?」「行ったことないから知らないけどお~」というザ・テキトー具合(笑)。

 ホテルで朝食を済ませ、とりあえず教えてもらった場所に行ってみるべくぶらぶら歩いていると、数メートル先からおにーちゃんの眼力にロックオンされました。もしや・・・と思って近づくと「ウルグット?」と。「ハー(Yesの意味)、ウルグット!ウルグット!」と連呼しながら駆け寄りました。おにーさんの背後にはおねーさん3人組が。彼女たちと一緒に乗り合いで行かないか、ということみたいです。おねーさんたちも感じが良いし、もう、行っちまえ!と。おねーさんたちのうちの一人に「ウルグットまでいくら?」と訊くと「8000スムよ」と。そのあとでおにーさんに訊いたら同じく8000円スムとのことだったので、野生の勘でよし、これなら安心できると思ったのでした。

 タクシーというかおにーさんの個人の車で、週末のちょっとした小遣い稼ぎにやってるって感じなのですかねー。しかし車はきれいだし冷房も効くし、快適ではありました。後部座席に3人娘、助手席に私。まぁ、しかたのない配置なのですがこれがもう途中でおしっこチビりそうになりましたよ・・・。
シートベルトしようとしたら「要らないよ~大丈夫~」って、ワシが恐ろしいんじゃ!!

 この決死のドライブを私の文章力で皆様にお伝え出きるのかどうか。
サマルカンドの市街地を外れてしばらくいくと、それはもう広大でのどかな風景が広がっております。子供たちが牛を連れて道をトコトコ歩いていたり。ものっすごい田舎です。道には中央車線などというものは存在せず、石だらけでガタガタ。それをなんとか、おにーちゃんはスピードを緩めたり早めたりしながら上手くかわすように運転してくれるのですが・・・。ガタガタを交わして思いっきり道の真ん中にきた瞬間に、反対側から大型トラックが猛烈なスピードでやってきたりするので、正面衝突しそうで助手席にいる私はたまりません。
途中、何度も「南無三・・・」と思いました。今死んだら誰が気づいてくれるだろうか?予定日に出社しない?どうなった?とそこでやっと気づかれるのかしら。愛する人にはウズベキスタンにいることは伝えてあるけど、ちゃんと手紙書いてくればよかったわ・・・などといろんな思いがよぎりました。今日は自分の命日になるかもと本気で思いました。途中、案の定正面衝突して大破した車に人だかりが出来ていたりするのですもの(涙)。

 この辺りの風景、写真を撮ろうかと何度かiPhoneを出しかけては悲鳴を上げそうな状況になりやめる、の繰り返しでした…(なので、道中の写真はナイ)

 まぁ、しかし、なんとか、死んだじーさんばーさんと父親が守ってくれていたのか、生きてウルグットにつくことが出来ました。道中、おねーさん達が後ろからおやつを分けてくれたり(コアラのマーチのバッタもんみたいなやつとか・・・)携帯の翻訳アプリを駆使して「バザールで何をみるの?」と話しかけてくれたりとか。私も翻訳アプリを使って返事をしたので、やはりWifiあってよかった!と思いました。

 バザールの向こうには、山が広がって本当にのどかなところです。思った以上に広い。



バザールの入り口。頼んでないのにカメラ目線をキメるおっさん…。








道中ご一緒したおねーさん達とはバザールを入ったあたりでお別れです。日本から遠いウズベキスタンの、それもサマルカンドで、ウルグットのバザールにたまたま同じ日の同じくらいの時間に行くことにあって、言葉も通じない同士が1時間同じ車でドライブって、すごい偶然だな・・・としみじみ思いました。普段、彼女達はここでどんな暮らしをしてるのだろう。とっても興味がわきました。言葉さえ出来ればもっと踏み込んで仲良くなれたかもしれないけど・・・。でも私の勘は外れてなかった。何度も死ぬかと思ったドライブだったけど、彼女たちが話しかけたりおやつくれたり、お喋りや笑い声に和んだりしたから。
(もう1人のお姉さんは、恥ずかしがって映ってくれず)





超ローカルなバザールに圧倒されながら、スザニ刺繍のエリアを目指します。

(つづく)

2015年7月15日水曜日

ウズベキスタン旅行記(その7)サマルカンドでしあわせな昼ご飯

お腹が空いたので、前もってチェックしておいたレギスタン広場近くの通りにあるチャイハナに行ってみることに。Trip Advisorの地図を頼りに向かいますが、元々そのお店の情報は通りの名前しか書いてなく、番地などがわからないのですよね・・・。なので、途中で野菜売ってるおばちゃんや、ぼんやりタバコすってるおにーちゃんに聞きまくりながら探したのですが・・・

店が、ない!!!!

 そもそもお店の名前も「通りの名前+チャイハナ」という至ってシンプルなものだったので、みんな「チャイハナ?あーあっちだよー」「もっと先だよー」と適当な答え(いや、ちゃんと親切心で教えてくれてるんだけど・・・)。行ってみるけど見つからず、お店らしいものはあっても閉まっているし、Trip Advisorの地図からはどんどん離れたほうに行ってしまう。

 しかも、暑い。湿度が低いのが救いだけど、とにかく日差しが強すぎてサングラスなしには目が開けない。さすがにぐったりしてきました・・・。そして、通りを入ったあたりに幾つかご飯屋さんがあったなと思い、諦めてそこまで引き返すことに。行き当たりばったりを楽しむのも旅の醍醐味だもんね!(涙)

 といっても選択肢が多いわけではないのですが、店先でシャシリクを焼いているところがあったのでその匂いに誘われて中に入ってみました。が、奥へ入ると中庭みたいなところに出てしまい勝手がわからずにいると、おにいさんが何やら話しかけてくれたので、ご飯食べたいというジェスチャーと、シャシリク、という言葉で、テーブルを勧めてくれました。中庭の奥では大家族がにぎやかに昼食をとっています。楽しそう。

 シャシリクは3種で、おにいさんがわざわざ言葉の不自由な私のために焼く前の生のシャシリクを持ってきてくれて、牛、羊、羊のミンチと説明してくれました。お腹ペコペコだったので羊と牛をオーダー。ジャジュクというヨーグルトベースのきゅうりが入ったスープ(ウズベキスタン料理の定番)も飲むか?と隣のテーブルに乗っているのを指差して訊かれたので、迷わずお願いしました。

 まずでっかいチャイポットとサマルカンド名物のノン、サラダが目の前に置かれました。サラダはこれまた定番のアチチュクサラダ。きゅうり、トマト、玉ねぎのシンプルな味付けのサラダです。コリアンダーも少々。暑いけど、熱いチャイが喉を潤してくれてとても美味しい。旅行中に胃腸の健康を保つには冷たい飲み物を控えることだと思っています(普段から、割とつめたい飲み物は控えめにはしているのだけど)。特にウズベキスタンは脂っこい料理が多いので、それで胃腸を壊す人が多いらしい。気をつけたおかげで今回旅行中は一度も胃腸の具合が悪くならずに済みました。

 ノン、これで一切れ。中身もベーグル以上に詰まってるので重い!


 すると・・・オーダーを取ってくれたのとは別の、少し英語が話せるおにいさんが話しかけてきました。「ウズベキスタンでプロフは食べたか?」と訊かれたので「タシケントで食べたよ!」と答えると「サマルカンドとタシケントのプロフは違うんだ。うちのプロフを食べてみなさい」と小さ目の器にサービスで持って来てくれました。わー、嬉しい!!!プロフも気にはなっていたけどシャシリク2本頼んじゃったし、と思っていたのだ。小盛りだけど充分すぎる量だし・・・と思いつつ一口。うん、めちゃめちゃ美味しい!!!
たぶん私の顔に「めちゃめちゃ美味しいです」って書いてあったと思う。おにいさん、満足げに奥に引っ込んでいきました。タシケントで食べたのも美味しかったけど、こちらのは抜群の美味しさ。後で調べたところによると、タシケントのプロフはすべての材料を炊き込み、炊きあがった後に混ぜ合わせるのだそうですが、サマルカンドではご飯と具を別々に作って後で混ぜ合わせるのだそうです。ウズベキスタンには地域によって何通りもの異なるプロフの作り方があるそうです。
確かに、このプロフのほうがさらりとして食べやすいかも。ああ、一気食い!

ひよこ豆とレーズン、ニンジンのバランスが素晴らしいです。





次いでシャシリクも登場しましたが、これまた非常に柔らかくて美味しいったら!これはもう夕飯要らないな・・・という覚悟で平らげましたよ。本当に美味しいんですもの。このお店に入って大当たりでした。

食べていると、奥のテーブルの大家族の中の男の子がちょうど学校で英語を習っているのか、英語を話したくてしょうがないらしく、モジモジしながら「どこからきたの?」「美味しい?」などと話しかけてきました。そのちょっぴりシャイな様子が可愛らしいのです。その後も「チャイは足りてる?」とポットをチェックしてお湯を足してきてくれたり、しまいにはお店のおにいさんの指示で会計を担当してくれました(笑)。お客とお店の人のゆるーい関係がまた、心地よいです。

 美味しい料理に大満足し、日差しの入らない涼しい中庭でぼんやりと現地のみなさんが楽しく食事をしているのを眺めていたら、なんとも言えない幸福感に包まれました。また来たいな。

 お店を出るときにモジモジと男の子が出てきてくれたので、シャシリクを焼くおにいさんと、パシャリ。ああ、いい旅だ。



続きます。

2015年7月13日月曜日

ウズベキスタン旅行記(その6)サマルカンド到着、レギスタン広場へ

サマルカンド駅にとうちゃーこ!(by 火野正平)
初めて訪れる国で、首都から離れた町へ列車でやってくるというのはなかなかエキサイティングな体験です。ぼっち旅だし。
例にもれず駅を出ると白タクのおっちゃん攻撃。というか、ちゃんとしたタクシー会社の看板をかかげていてもメーターがないので、この国はほぼ総白タクみたいなんですけども…。サマルカンドでは最近メーター制のタクシーが増えていると何かで読みましたが、一度もお目にかかりませんでした。
そんなわけで群がるおっさんたちをなぎ倒し、通りまで出てみましたがいざ探すとタクシー捕まらず。あれれ。暑いし荷物あるので早くタクシーとめたい。目力を駆使してやっと捕まえて乗り込んだドライバーのおっちゃんは、ゴルゴ松本に似ていました。
ゴルゴは欧州で暮らしていたことがあるらしく、英語も出来たので助かりました。途中、ホテルに電話を入れて「今からそっちに泊まるお客を連れてくから!(推測)」と知らせておいてくれたり、とてもいいおっちゃん。サマルカンド駅からホテルまで5000スムで行ってくれました。

無事にホテルに到着。ちょっと早い時間だったけど、チェックインを済ませました。部屋にはまだ入れなかったので、この時点では荷物だけ預けて後で部屋に入りました。
このホテルがとってもとってもいい感じ。グリ・アミールのすぐそばです。レギスタン広場のほうにも歩いていけるし、新市街もお散歩圏内(サマルカンド自体がそれほど大きな街ではないというのもありますが)。
お部屋もキレイで素敵ですよ。カーテンもベッドもウズウズしくて可愛いし、収納もたっぷりなので数日間の滞在には嬉しい。タシケントで泊まったホテルよりもテレビのチャンネル数が多い!(と言っても中東や中央アジアのチャンネルが占めていましたが…私はずっと中東の音楽チャンネルを点けっぱなしにしていました)。部屋のWifiが不安定なのと、ドライヤーが壁掛け式で風力が弱い(MAXにすると熱くて持っていられない)のがやや残念でしたが。
最初ツインのめちゃ広い部屋に通されて、あれ、ダブルの部屋を予約したのになんかおかしいと思いつつも喜んでいたら、夕食から戻ったら「ごめん間違ってた」とダブルの部屋に荷物を動かされてましたけどね(笑)でも前の部屋は1人で困るくらい広かったので、良かったです。


サマルカンドの天気は最高。暑いけど湿度が低いので木陰は本当に気持ちがいいです。日差しは殺人的に強いですが。とりあえず、徒歩で行けるレギスタン広場に行ってみることにしました。
タシケントほどではありませんが、やっぱり地球の歩き方だと近く見えるのに歩くと遠いです(でも、歩けなくはないですよ)。

いやー、でっかい、でっかいですレギスタン広場!


入場チケット売り場らしきものはあるのですがわーっと人がたむろしていて無秩序。順番とかありません。金額も表記されていないのでおっさんをとっ捕まえて値段を聞いてみると、すみません正確な金額忘れましたがその辺のウズベク人より明らかに高額なUSドル…(5ドルか7ドルぐらいだったかと思うのですが)。でもウズベク人価格と外国人価格はこの後どこに行っても違ったので、それがこの国のスタンダードのようです。旧社会主義国だからですかね。私の渋い顔を見ておっさんが「写真を撮りたいなら○○ドル(数ドル高い)けど、きみは特別にその分の値段は要らないよ!」と。はいはい、どうもありがとうございまーす(棒読み)。

しかしメドレセの美しさにそんな渋い気持ちも吹っ飛びます。あーすごいわウズベキスタン!メドレセの中は土産物屋だらけですけどね。ウズっぽいストールが欲しいなと旅行前から思っていて、何気にちょっとある店を覗いたら日本語の喋れるおにーちゃんに捕まりました。トルコだと日本語が喋れる客引きはたくさんいますがウズにもいるんだ、とちょっと面白くなり、店内をチラ見することに。気に入ったものがあったけども向こうの言い値は40ドル。そりゃないわとディスカウント、でもそれでも買うには至らず「いいや他の店も見てから決めるわ」と言うと「ハイクオリティー」の連呼(まぁ、よくあることです)。私はハイクオリティーじゃなくてもいいからデザインがキレイで安いのがいいのバイバーイと去ろうとしたら、結局半額以下の私の言い値になりました。なんだかすまんなぁ。へっへっへ。
しかし日本語喋れるにーちゃんが言うことはトルコと似ているね。日本人好き、日本に彼女いる、1人旅寂しいでしょ?えっ寂しくないの?でも食事は寂しいでしょ?えっ寂しくないの?せめてランチでも!アナタ魅力的!時間があったら連絡ちょうだい!の流れ…。
「1人大好き全然寂しくない」を100回ぐらい連呼してその店を立ち去りました。いい買い物させてもらいましたよ。

その後ティラカリ・メドレセを見学。礼拝堂の天井の青と金の美しさにしばし言葉を失う…。


ほわあ~っと見惚れて写真を撮りまくっていると、突然おばちゃん達に周囲を包囲されたので、ああここ一番写真撮りたいスポットだよね、私邪魔だよねと退こうとすると、左右からガシッと両腕をホールドされました。
え?
一瞬わけがわかりませんでしたが、どうやら「一緒に写真に入って!」ってことのようです(笑)
おばちゃん達に囲まれ、真ん中でにっこり笑って記念撮影する私。な、なんなんだー!!!
写真を撮ると「スパシーバ~」とお礼を言われました。ロシア系の人達だったのか、ウズの人も外国人にはロシア語で話しかけるのでウズ人だったのか定かではありませんが、私もへらへらと「スパシーバ~~~」と笑顔で手を振りました。私もその写真欲しかったな、とその後で思いました。残念。
(この前でおばちゃん達と記念撮影)




アラビア書道の先生に「ウルグベク・メドレセで羊皮紙にアラビア文字を書いて商売してるおっさんがいるよ」と聞いていたので探してみると、いました!しかしかなり繁盛していて人だかりが出来ており、簡単に近づけない。
先生には「もさん(私)のほうがよっぽど上手っていうレベルですよ」と言われてましたがそんなのリップサービスだとわかっていますよ私でも・・・。羊皮紙に書くと上手に見えるもんだなぁ(あれ?)でも実際、羊皮紙に書けって言われても簡単に書けない。




シェルドル・メドレセのアーチの人面虎はどうしても人面蟹に見えてしまうなと思いつつ、お腹が空いてきたので昼ご飯へ。



続きます。

2015年6月27日土曜日

ウズベキスタン旅行記(その5)タシケントからサマルカンドへアフロシャブ号鉄道の旅

さて、一晩開けてタシケントからサマルカンドへ鉄道で移動です。朝早い出発だったので、Advantourのおっちゃんのアドバイスに従って前日のうちにフロントにお願いしておいたら、チェックアウトの時にサンドイッチと果物を持たせてくれました。同じく前日のうちに頼んでおいたタクシーも時間通りに到着し、タシケント駅へ。

こんな感じの、ハムとトマト、きゅうりのトーストサンドです。パンは固い。




この時、ホテルが呼んでくれたタクシーだからと余裕かまして乗るときに金額の確認をしておかなかったら、いざ降りるときに15000スムと言われました…。その時は朝で眠くて交渉するパワーもなかったし、相場もよくわからないし(フロントで前日に聞いたら10000~15000の間ぐらいとテキトーに言われてはいたのだけど)スーツケースもあるしなぁ~ということで素直に15000スム払って降りました(やっぱり高いよな、とサマルカンドから戻ってきた時に実感することになりました)。

まず、駅の敷地内に入る時にセキュリティチェックがあってバッグの中を見せたりパスポートやチケットのチェックをされます。なので駅の敷地内には変な人はいません(笑)が当然(?)その外にはホームレスのおっちゃんやジプシー系のおばちゃんがいたりします。
駅の構内に入り、ここでもう一度パスポートとチケットのチェック。
私が今回乗ったのは「AFROSIYOB(アフロシャブ)号」。ウズベキスタン最新の高速列車です。ホームに向かうと既に列車は到着していました。ホームに入場するときにももう一度チケットのチェック。自分の乗る車両を教えてもらいます。

このアフロシャブ号、ウズベキスタンを侮ってたよ申し訳ありません、と思わず謝ってしまうほどピッカピカ。案内をしてくれる乗務員の表情も誇らしげですもん。可愛い乗務員のおねえさんがいたので思わず写真を撮らせてもらったりしました(笑)





ウズベキスタンの列車、空調が効かずに暑いというつぶやきを数日前のTwitterで見ていたので2時間半の旅大丈夫かな~と心配してましたが、まったく問題なく、むしろ冷房が効きすぎてちょっと肌寒くなったので上着を羽織ったほど。

ホテルでもらったサンドイッチと果物を食べたら少し眠くなったのでウトウトしましたが、ほとんどを車内のモニターで放映されていたウズベク映画を観て過ごしました(笑)。単純なストーリーなのでウズベク語が全くわからなくてもだいたいは理解できました。

ウズの車窓から…のどか過ぎる。



おやつも支給され、めちゃめちゃ快適な列車の旅でした。エコノミークラスでそうなのだからビジネスクラスやVIPクラスはどんなもんだったのだろう?アフロシャブ号に限ってはエコノミークラスで充分だと思います。
(実際に駅で購入する金額とは異なると思いますが、私が手配依頼したAdvantourでの価格表です。ご参考まで。http://www.advantour.com/uzbekistan/trains.htm

支給されたおやつ。レーズンとクリームがサンドされたでっかいしっとりクッキー。大味だけど、なかなか美味しかった。




大満足のうちに2時間ちょっとでサマルカンドに到着です。続きます。

2015年6月21日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その4)タシケントで初日の夕食

その3からの続きです。
間違って乗ってしまった地下鉄ウズベキスタン線でアイベック駅まで行き、ユーヌサバッド線でミング・オリク駅からアミール・ティムール・ヒヨボニ駅と直結しているユーヌス・ラジャビイ駅まで行こうと思っていたのですが…ここでも新たな困難が。

アイベック駅でどうやってミング・オリク駅に乗り換えたらいいのかわからない…。

絶対表示はあると思うのですよ。しかし言葉が全くわからないので(しかも駅内の表示はキリル文字がほとんど)どうやってミング・オリク駅に向かったらいいのか見当もつかないのです。

結局コワモテの警備のおばちゃんに訊いて教えてもらいました。一見怖そうだけど親切な人が多いです。一生懸命教えてくれても言葉がわからないという悲しさはありますが、身振り手振りで教えてくれるのでだいたいわかりました。「ウズベキスタンに来るならウズベク語かロシア語マスターしてからにしなさいよ!」と思われて冷たくされても仕方がないのに、現地の皆さんの思いやりと根気強さに助けられる旅です。

地下鉄の乗り換えは、だいたいホームの中央に地下に降りるか上に昇るかの階段がある場合はそこをひたすら進むと成功する、ということを学びました。どちらもない場合(パフタコールとか)は警官や職員に訊くのが吉!

無事にユーヌス・ラジャビィ駅に到着。どこの出口から出たらいいのかなんてわかりませんので、とりあえず野生の勘で適当なところから地上に出ました。
そこで気がついたのが

Wifiをホテルに忘れた……。

そうです、あろうことか旅の命綱であるポケットWifiをホテルに忘れて来てしまったのです。出かけるまでの間念の為に充電しておこうと思ったのが運の尽き…。これではますますどうしたらいいのか途方に暮れてしまいます。

幸い、行こうと思っていたお店の地図のキャプチャをオフラインでも見れるようにEvernoteに貼り付けていたので、それと地球の歩き方の地図を頼りにお店に向かいました。
しっかし、タシケントの道はいちいち広いし、1ブロックも長いので地球の歩き方の地図では近く感じる距離がぜーんぜん!歩いても歩いても「まだー!?」ってくらいにかかります。ウズベキスタンホテルの近く、イメージではお店がたくさん並んだ賑やかな通りなのかと思いきやそうでもないし。しかも小雨まで降りだして心細さMAX…。

まぁ、そんなこんなで、なんとか辿り着きました。

Plov-samsa.uz
時計台のあるイスチクボル通りを進んだところにあります。通りの建物(別の店)の脇に大きな看板があるので、そこから小道を奥に入るとわかります。

初めてひとりで入るウズベキスタンのレストラン、どきどきです。
が、お店のおにーちゃん達は全く目もくれません。どーすりゃいいんだー。



とりあえず1人とっ捕まえて「プロフ、オシュ」を連呼しました。私がウズベク語が出来ないことを察すると、隣の建物(2つの建物にまたがっている)から英語が出来るおねえさんを連れてきてくれました。よかったー!リサ・クードロー似のべっぴんさんです。

サモサも美味しいらしいので気になったのですが、まずはプロフ…。そしてもちろん、熱いチャイも注文。プロフは油っこくてその慣れない油で日本人は胃を壊しやすいと聞いていたので、とにかく熱いチャイをこれでもか、これでもかというほどグビグビ流し込みながら食べます。

 
なんかもう…このテーブルクロスと食器で感無量…。プロフ、美味しく頂きました。

外にはチャイハネ台(正式名称わからず)もあって、ここでのんびりお茶飲んだらさぞかし気持ちがいいだろうなーと思いました。



すっかり気分がよくなり、地球の歩き方の地図に「スーパーマーケット」の文字が見えたので、せっかくだから腹ごなしに行ってみようと思って向かったら、歩けど歩けど辿りつけない…。思った以上に遠いんですよ。街灯も多くないし、ここで迷子になったら洒落にならん、ネットワークもないし…と途中で諦め、地下鉄の駅の場所を聞きまくりながら帰路につきました。ぐったりしながら初日の冒険が終わりです…。

続きます。

2015年6月14日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その3)はじめてのタシケント地下鉄

一息ついて、いざ街に出ます。さすがにちょっと緊張。

ホテルから最寄りの駅まで、最初は「地球の歩き方」の地図を参考にしてしまいかなり遠回りで20分ぐらいかかってしまいましたが、後半サマルカンドから戻ってきた際に近道を発見したら、一番近い入口まで10分もかからなかった!ぎゃふん!
到着した日は小雨が降ったりいまひとつ天気が良くなかったのもあり、街並みが殺風景に見えてものすごく心細かったです。



そして初めてのタシケント地下鉄。
事前に調べてはいましたが、地下へ降りる階段のところに警察官が立っています。大きなメッセンジャーバッグを抱えた外国人の私、見るからに怪しく呼び止められました。
カバンを見せるように言われていますがよくわからず「???」となっていると、通りすがりの美人のお姉さんが「こうするのよ」という感じに自分のバッグを開けてその警察官に見せて教えてくれました。美人な上に優しいとか、最高!

1000スムでジェトンというトークンを買って、改札に向かうとそこにも警察官が立っています。全員ではないですがそこでもカバンを見せるように求められ、パスポートのチェックもあります。ウズベキスタンではいつ警官に提示を求められても良いように、常に携帯しておかなくてはならないのです。
「Tourist?」「Yapon?」などの簡単な質問をされるだけで心配無用、難癖つけて賄賂を要求されたりはしませんのでご心配なく。ホテル最寄りの駅では一度見せたら顔を覚えられたのか、2回めからは「サローム」と挨拶するだけでチェックはされませんでした。

タシケントの地下鉄駅のホームや構内は、駅によって差はあれどうっとりするほど美しいのです。その美しさをお伝えしたいのですがタシケントの地下鉄は撮影厳禁…。ホームにもパトロールの人がいるのでこっそり撮ろうかとも何度も思ったのですが、iPhoneごと没収されてもとっても困るので我慢しました。代わりにこちらのページをご紹介しておきます。

おそロシ庵「ウズベキスタン、タシケントの地下鉄駅が豪華ですごい」
http://osoroshian.com/archives/43096516.html
私のホテルの最寄駅であるパフタコールとアリシェール・ナヴォイの乗り継ぎのエスカレーターの壁や天井もうっとりして口を開けてしまうほど美しかったです。これだけでもウズベキスタンに来てよかった、とちょっぴり思いました。

地下鉄の駅もホームも車内もなんとなく薄暗いけど、何度も乗っているうちにその薄暗さが心地よくなってきます。構内の案内板などは基本的にキリル文字。ホームの壁に書かれている駅名もキリル文字なので、やっぱり読み方だけでも覚えておいてよかったです。うっかり降り損なう可能性ありますからね、読めないと。駅を発車する時のアナウンスをよく聞いていると、最後に次の駅名を言うのでそこに気をつけておくのもひとつの方法です。

そして初めてのタシケント地下鉄体験…。
チランザル線でムスタキリク・マイダニ駅へ行き、ぶらぶらした後アミール・ティムール・ヒヨボニ駅へ行って夕食を取るつもりだったのですが、私が乗ったのはウズベキスタン線…。本当はチランザル線のパフタコール駅で乗車しなければならなかったのに、何も気にせずアリシェール・ナヴォイ駅からウズベキスタン線に乗ってしまったのです。連結してる駅でも駅名が違うので、そこもちゃんと確認しなければなりません。しょっぱなからやっちまったーーーー!!!

仕方なくムスタキリク(略)駅へ行くのはやめて予定変更、アイベック駅に向かうことにしました。続きます。

参考:タシケント地下鉄Wiki


2015年6月7日日曜日

ウズベキスタン旅行記(その2)到着編

いよいよ成田からタシケントへ向けて出発。
前述の通りウズベキスタン航空は事前のオンラインチェックインが出来ないので、念のため2時間前目標で早めに成田へ。遅延も多いと聞いてましたが出発は時間通りでした。機体も普通で、特に古いということもなく。あれ、ぜーんぜん余裕じゃん!
チェックインの時に気が付きましたが個人旅行とおぼしき旅客は本当に少ない…。機内はお金持ちリタイヤ世代の添乗員付き団体ツアー客がほとんどでした。

いや、まぁいーんですけど、あちこち席を行ったり来たりして「△△さんこの席だったの!」「ほら◯◯さん見てー」「あらーあの山すごい!」みたいなのが機内で延々繰り広げられるので「修学旅行の新幹線の貸しきり車両のようだ…」と思いました…。けっこううるさい……。はしゃぐじいさんに頭を殴られたり…(もちろんわざとじゃないですけどね)

目指すタシケント航空は世界の空港ワーストランキングでも5位にランクインの素敵な場所です。旧ソ連体質の名残で職員の皆さんのやる気もないし事務的だし入国や税関手続きの割り込みも激しいのだそうです。(韓国経由にしなかったのは、少しでも割り込みのストレスがないように…という理由もありました)

事前に「タシケントの中心で、愛を叫ぶ」さんのこちらのページを参考にさせて頂いていたので(他のページにもたくさん助けて頂きました!)、以下の準備はしておきました…

1. スーツケースにはFragileタグを付けてもらう
このおかげか、割りとすぐに出てきましたよー。

2. 座席は前のほうにしてもらって、着陸しドアが開いたら入国審査へ猛ダッシュ
…他の旅客はほとんどご高齢だったので、ダッシュする必要もなくぶっちぎりの1位で入国審査カウンターにたどりつきましたけどね…。
ビジネスクラスは入国審査等の手続きも優先で出来る別のカウンターがあるようで、私が猛烈な勢いで早歩きしていたら職員のおねーさんたちに何度も「ビジネス?」と訊かれました。ビジネスだったらこんなに必死で早歩きする必要ないっちゅーねん!

3.税関申告書は機内で書いて準備万端にしておく
税関申告書についても「タシケントの~」さんのこちらのページで事前に予習しておきました。

入国審査のカウンターもすぐに通過、スーツケースを受け取り、やや緊張しつつ税関申告へ挑むも全く問題なし!
何故か日本語ペラペラのおにーちゃんでした…。途中、同僚が話しかけに来て、私の手続きまだ途中なのに話に行っちゃったりしたぐらいですかね。ゆるーい感じで想定の範囲内です(笑)。

Advantourにピックアップを頼んでいましたが、普通だとゲートを出た待ち合いスペースに自分の名前のプレートをもったドライバーがいるかな?と思うところなのですが、それらしい人は全くいません。
あれ…やばい。電話してみたほうがいいかな…。
やや動揺しながらウロウロしていると職員のおにーちゃんに「外に行ってみなさい」と言われたので建物の外に出たら、囲いの外に白タクのおっちゃんやら迎えの人々がわらわらといました。空港の建物に入るのにはセキュリティチェックが必要なので、囲いの外での迎えになるみたいです。
AdvantourのTシャツを着たドライバーのおっちゃんにすぐに会えました。よかったー。

ここでわたくしおっちゃんに相談…。
「準備編」で述べましたとおりウズベキスタン航空はリコンファームが怪しい航空会社。着いた日のうちに出発ゲートのカウンターでリコンファームを済ませてしまおうと思っていたのです。しかし、出発ゲートに行くにはまたセキュリティチェックを通らなくてはなりません。しかもその時、めちゃめちゃ人であふれておりました。
おっちゃん「ホテルに向かう途中に航空会社のオフィスがあるので、寄ってやるよ!」とナイスな提案。おっちゃんが手伝ってくれて無事にリコンファーム出来ました。このサービスも考えると、割高とはいえピックアップを頼んでよかった。自分だけだったら絶対こんなにサクッと済まなかっただろうし。

何故かホテルの少し手前で車を停めて鉄道のチケットを受け取って支払いを済ませ、ホテルまでの間「明日の朝タシケント駅まで車はいるかい?15ドル」みたいな営業をさらりとかわし(要らないというとあっそう、って感じだったので、別にその後しつこく言われたり態度が変わるということもなかった)ホテルに到着。

ホテルは地下鉄パフタコールとアリシェール・ナヴォイの2路線が仕様出来るロケーション(2駅は繋がっていて中で乗り換え出来るのですが、駅名が変わるのです)でなかなか悪くなかったです。チョルスー・バザールのあるチョルスー駅にも2駅でしたし。
部屋はこの日は夕方に着いて翌朝は早い出発で、寝るだけなので狭いシングルでいいやーと思って予約したら……本当に狭かった(香港のホテルよりはマシだけど)。ベッドは「気を付け」でないと寝れないなという幅で、微妙に短く見える。バスタブ付きだと勝手に思っていたけどシャワーのみでした。バスルームはそれなりの広さがありましたけどね。うん、いい感じの独房感でした。

フロントのおねーさんは美女。一瞬そっけないかと思いつつ、サマルカンドから帰ってきた時にちゃんと覚えてくれてて他の宿泊客の対応中だったにも関わらず私の顔を見てニッコリしてくれた。わーいわーいやっぱりウズベキスタンは美女率高いよー。

(続きます)

2015年6月2日火曜日

ウズベキスタン旅行記(その1)旅の準備編

5月の連休明けにウズベキスタンに旅行に行って参りました。
大変なこともたくさんありましたが、振り返るととってもヘンテコで面白い旅になりました。また行きたいと既に思っているくらい!
旅の準備で大変だったのがガイドブックが非常に少ないこと。現在手に入るものでは「地球の歩き方」以外はほぼ皆無です。なのでネットでウズベキスタンに旅行された方、留学された方などの情報を必死にかき集めてEvernoteにぶっこむ日々でした…。ネットがある時代でまだ助かりました。皆様ありがとうございました。

自分の備忘録も兼ねて、今回の旅行準備および旅行中のTips、自分がどんな点が心配で現地に行ったら解決した、などなども含めて旅の記録を更新しておきたいと思います。ひょっとしたらどこかの誰かのお役に立てるかもしれない・・・。私の勘違いとか情報不足もあるかもしれませんが、そこには目をつぶっていただければ幸い。

ビザ
詳しいことはガイドブックなど参考にしていただくとして、観光でも1日でもビザが必要です。
白金高輪から10分ぐらいのところにあるウズベキスタン大使館にビザの申請に行きました。遠方の場合は郵送でも大丈夫だそうです。私が申請&ピックアップに行った時にいたのは旅行代理店の人ばかりだったけど(リストを読み上げるのでわかる)そんなに難しいこともないし、個人でも余裕で申請可能だと思います。
フライトの予定きっちりに日程を記入していたら、職員の方に「余裕持って申請したほうがいいですよー」と直していただきました。大使館の方、かなり気さくです(笑)。10日ちょっと経ってピックアップに行ったら「◯◯さん、出来てますよ~」と名前を覚えててくださいました。それだけ個人申請が少ないということでしょうな。きっちり1週間ほどで出来るようです。

フライト(ウズベキスタン航空)の予約
いろんな人に「そんな航空会社あるの!?」と言われたウズベキスタン国営航空…。
成田空港から週に2回、タシケントまで直行便が飛んでます。それ以外だとソウル経由でアシアナ航空と大韓航空で毎日飛べるらしい。しかし私は乗り継ぎが面倒だと思ったのでウズベキスタン航空の直行便を選びました。それが果たして吉だったのか凶だったのかはわかりません。
予約は某旅行予約サイトを通じて予約。ネットでは「ウズベキスタン航空はリコンファーム必要」と書いてあったり、国内線のみ必要と書いてあったり、情報が混在していてはっきりしないので旅行予約サイトに問い合わせたら「確定はしていますが念のため航空会社へ直接お問い合わせください」との回答。ぬー。
メールで問い合わせたらこのメールでリコンファームしてくれるとのこと。しかしこのやりとりが…ぬるい。必要な情報をまとめて1本のメールで訊いてくれれば1往復のメールで済むのに、ひとつ返信すると次の質問、また返信すると次の質問、という感じで「最後の質問です」って書いてあった時には吹いたわ…。
せっかちな方は電話してしまいましょー。
帰りのリコンファームについては旅行記にて。

鉄道の予約
今回は二都市を旅行。タシケントからサマルカンドまで鉄道で移動しました。
(人気のヒヴァやブハラも気になったけども、ひとつの街をゆっくり極めたいタイプなので今回はニ都市におさえました)
基本的にはなんでも自分で手配したいタイプなのですが、あれこれ調べるにつけタシケント駅での切符の購入が大変そうだったのと、到着した翌日にはサマルカンドに移動したかったので現地の代理店に依頼しました。
お願いをしたのは「Advantour」http://www.advantour.com/
ウズベキスタンだけでなく中央アジア全域で手広くやっている会社のようです。日本語のページも限られていますが一応あります。しかし日本語のページから依頼をしても結局メールは英語で返ってくるので、最初から英語のページより依頼をかけたほうが二度手間にならずに良いと思います(笑)
レスポンスはかなり良いです。英語もわかりやすくて丁寧な印象。(えーっと正直ウズベキスタン航空の日本事務所よりもよっぽど良かったです…)
チケットの受取は現地オフィスに取りに行く、宿泊先ホテルに持ってきてもらうなど選べますが、私はタシケント航空脱出でかなり疲弊すると聞いていたのでそこからタクシーの交渉をすることを考えたら面倒くさく、初めての場所だし到着時のみピックアップの車をこの会社に手配してもらって、その時の受取にしました。
タシケント空港到着の時のエピソードは改めて書くとして、現地で多少の営業はありつつ(当然一応聞くよね、というレベルで全然しつこくない)断っても全然後腐れなくその後もナイスで、とてもいい会社だったと思います。

Wifi
台湾やトルコでは現地の通信会社のプリペイドWifiを購入して使いましたが、ウズベキスタンはハードルが高い…。売っているらしい情報は掴んだのですがいかんせん英語が通じない場所でというのはかなり困難。あきらめて成田でピックアップが出来るWifi端末をレンタルしました。
調べた限りではウズベキスタン向けWifiの取扱があるのは2社、グローバルWifiとグローバルデータ(通称イモトのWifi)。余裕かましていたので3週間ぐらい前になって以前使用したことがあったグローバルWifiに問い合わせてみたところ、この期間は在庫がありませんとの回答…。大慌てでイモトに問い合わせたら無事に予約出来ました。ありがとう。
通信速度が遅かったり不安定だったりしましたが、先述の通りガイドブックの情報が果てしなく少ないので絶対にネットワークは確保したほうがいいと個人的には思いました。到着した日にホテルで充電したままWifiを忘れて出かけてしまった時の心細かったこと…!街の中にはWifiを提供しているようなカフェなどはものすごく少ないし(そんな情報すら拾えない)地図や情報に外でも繋げるし、郵便局に行った時や現地の人たちと乗り合いタクシーで移動した時にGoogle翻訳アプリに繋げるのも助かりました。命綱。

言葉
ウズベキスタンはウズベク語でっす。
「旅の指差し会話ウズベク語」などという素敵なものも売っていないし、ちょうどいい感じのテキストが売ってる気配もなかったので、ネットで拾ったウズベク語会話集にお世話になりサバイバル的フレーズを付け焼き刃的にいくつか覚えていきました。ウズベキスタンではほとんど白タクなので(タクシー会社の名前が書いてあるちゃんとした風タクシーでも価格交渉要)数だけは覚えておくと便利だと思います。トルコ語と共通点多い気がしました。
あと、いろんな場所での表記はキリル文字が多いので、読み方を覚えておいたのですがそれも助かりました。食堂でのメニューもキリル文字だけだったこともあるし、タシケントの地下鉄のホームの壁にでっかく書いてある駅名がキリル文字なので、パッと見てわからないとうっかり降りそびれる可能性も!?

持って行って良かったもの
習い事関係の方でウズベキスタンに行ったことある方がチラホラいたので(それ以外は皆無)話を聞いたところ、とにかくみんな口を揃えて「トイレットペーパーは持っていけ」と…。「とにかくひどいから!」と…。そこまで言うなら、とトイレットペーパーの芯を抜いたものをひとつと、水で流せるタイプのポケットティッシュをわりとたくさん持って行きました。
ホテルに到着したときはそれなりのクオリティのものが設置してあったので、ウズベキスタン恐るるに足らずと思っていましたが、バザールやらレストランやら、おトイレおばちゃん(1回だけ「おトイレおっさん」もいた)にチップを渡すと、明らかに手でちぎった体の紙やすり状のものが無愛想に配給されるという…。うん、持っててよかった。

あとは、みなさんツアーで行かれていてその中に何人も胃腸を壊す人がいたそうで、胃腸薬はたくさん持っていくように言われました。プロフはたくさんの油で炊くし、羊肉の油も日本人はあまり慣れてなくて胃にたまりやすく、暑さゆえの冷たい飲み物とのコンボで胃がやられるそうです。私は冷たい飲み物は極力控え、食事のときは熱いチャイをガブガブ飲みまくり、ちょっと食べ過ぎたなとか胃が重いなと思ったらすぐに百草丸を飲んでいたせいか、普段から羊肉ラブだったせいか、結果まーーーーったく平気でした…。恥ずかしいくらいに健康…。
胃もたれ用、胃痛用、下痢用、などとあれこれ取り揃えて行ったし、ウズ料理にやられた時のためにタシケントに数多くある韓国料理屋もチェックしていたというのに。(トルコ料理には一度行きましたけど・笑)
帰国して数日したらさすがに胃が疲れていたのか、ちょっと調子が悪いな、くらいで済みました。

以外と役に立ったのが、S字フック。トイレで引っ掛けるところもないし…ってシチュエーションはウズベキスタンに関わらずあると思うのですが、一人旅なので連れにバッグを託すわけにもいかないし、洋式ならバッグを抱えるようにして用をたすことも出来るけど穴あき式だとそれも難しいし、床に置くなんてヒィーーーーーーーなトイレがほとんどなので、めちゃめちゃ重宝しましたよ。私は一般的な女性に比べるとトイレに対する潔癖度は低いと思うのですが(駅のトイレは絶対使わないとかいう知人もいるし…)それでもかなりひく物件が多かったです(笑)

他にも思い出したら旅行記の途中でおいおい書いていこうと思います。